心弾けるような爽やかなラブソング

無力どころか無敵すぎる最強ラブソング!

ウソツキ【ラブソングは無力だ】歌詞を徹底解釈!ただ君にだけ届く曲を歌いたいのに…切ない男心が染みるの画像

ウソツキが2018年9月26日にリリースしたアルバム「Diamond」

そのアルバムの中に収録されているのが今回紹介するラブソングは無力だ」です。

この楽曲は、爽やかで明るい雰囲気を感じることがラブソング

「無力」なんて言葉が曲名に入っていますが、とてもパワーをもらうことができる作品なんですよ♪

好きな人に気持ちを伝えたいけど、今はもう伝えられない。

そんな切なくて一途な気持ちが詰まったラブソングを聴けば、暖かい気持ちになれるはずです。

男女の恋の行方は…?ドキドキなMVに注目!

カウンター席でナンパする男性…恋は成就するの!?

ここで「ラブソングは無力だ」のMVについても簡単に紹介しておきます。

「ラブソングは無力だ」のMVは、カフェが舞台になっています。

お洒落なカフェのカウンターに座っている男性

そんな男性からそんなに離れていない席に、一人の女性が座り始めます。

楽しそうな表情で雑誌を読みながら、女性はカフェのカウンターでくつろいでいます。

二人の間に流れる良さげな雰囲気。

すると、ここでカフェの店員が登場し、恋愛に関するトリビアをひとつ紹介します。

「カウンター席で出った男女は、仲良くなる確率が30%向上するらしいですよ。」

「さて、この先二人はどうなるのでしょうか。」

確かにカフェやバーのカウンター席って、座るだけで不思議と気分が高まりますよね。

そんな時に素敵な異性に出会ったら、積極的に声をかけたくなるのかもしれません。

さっきまでお互いに話しかけないでいたカウンター席の男女。

しかし、とうとう男性の方からアクションをしかけ始めます。

女性に向かって一生懸命話しかける男性ですが、女性の反応はイマイチ…。

雑誌を読んでいる素振りを続けたまま、男性のことを無視しているようです。

最終的には「ちょっと…ごめんなさい」といったような素振りで男性をやんわり拒否。

どうやら、この2人の間に恋が芽生えることはなかったようです。

2人の仲に進展があるのかどうか、最後まで見届けたくなるMVですね。

ちなみに、MVの途中で登場するカフェ店員は、ボーカルの竹田昌和さんが演じています。

カフェ店員の衣装がとても似合っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ラブソングって無力!?その理由を歌詞から読み取る!

ウソツキ【ラブソングは無力だ】歌詞を徹底解釈!ただ君にだけ届く曲を歌いたいのに…切ない男心が染みるの画像

それにしても「ラブソングは無力だ」という曲名。

とてもインパクトの強い曲名ですよね。

世の中には様々なラブソングが数え切れないほど存在します。

中には、ラブソングによって勇気をもらったり、幸せな気分を味わったりする人もいるでしょう。

ラブソングには人の心を動かす大きな力がある。

そう信じている人だって数多くいます。

なのに、なぜ「ラブソングは無力だ」なんていう言葉を曲名にしているのか気になりませんか。

その理由は、歌詞の中に隠れています。

ということで、ここからは歌詞の意味について詳しい見ていきましょう。

1番の歌詞

大勢の人の前でラブソングを歌ったとしても…

ラブレターを回し読みしてるみたいな
壮大なエアリプ飛ばされてるみたいな
何十何百人、はたまた何万人の
前で歌われたってそんなの悲しくなってしまうと思うの

出典: ラブソングは無力だ/作詞:竹田昌和 作曲:竹田昌和

ここでは、大勢の人前で歌うラブソングについて歌っています。

好きな人への気持ちを詰め込んで作ったラブソング。

本来であればそのラブソングを聴かせるべき対象は、意中の相手だけで十分なはず。

ですが、アーティストであれば仕事のためにそのラブソングを色々な場所で歌わないといけません。

自分の気持ちを綴ったラブソングを、当事者以外の人に聴かせても自分の心は悲しいまま。

そんな風に思っているようですね。

自分の書いたラブレターを大勢に読まれているような恥ずかしさ。

エアリプ(=特定の人へのメッセージを宛先なしで呟くこと)のような虚しさ。

そんなネガティブな感情を抱いていることが分かります。

大勢の人が自分の作ったラブソングを聴いてくれるって、一見とても素敵なことのように思えます。

しかし、一番聴いてほしい相手が聴いてくれないのであれば、意味がないということなのでしょう。

どんな良い名曲を作ったとしても、この歌詞の主人公の気持ちは好きな人へ届かないのです。

冒頭からとても切ない内容が書かれていますね。

ラブソングに託すよりも手紙の方が効果的

あなたのことを本当に好きだと言うなら
目を見てちゃんと思いを伝えればいいのに
なんちゃらアリーナでも武道館でもなく
家の近くの小さな喫茶店でこっそり手紙書くよ

本当は一人にだけ伝えたいだけなのに

出典: ラブソングは無力だ/作詞:竹田昌和 作曲:竹田昌和

きちんと面と向かって、好きな人に想いを伝えたい。

そんな一途な気持ちがここで描かれていますね。

ラブソングを作って大勢の人に聴いてもらったら、人気は得られるかもしれません。

しかし、どんなに人気者になったとしても、好きな人に気持ちが届くかどうかは分かりません。

本当に自分の気持ちを伝えたいのなら、大衆向けのラブソングに託すのではない。

"自分の気持ちを素直に綴った手紙を書いた方が効果的だろう"と考えているようです。

伝えたい相手は大勢ではない。たった一人だけ。

それなのに、自分の気持ちをきちんと伝えられていないことを悔しがっているようですね。

なぜラブソングは無力なの?