ブレーメンの音楽隊(ブレーメンのおんがくたい、ドイツ語: Die Bremer Stadtmusikanten)はグリム童話の物語の一編である。人間に捨てられ、あるいは食料にされようとした動物たちが一致協力して自分たちの新生活を切り開いていく話になっている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーメンの音楽隊

自分たちを「ブレーメンの音楽隊」に例えたTAKUYA∞氏の気持ち。

「現状を打開していこうともがいていれば、いつか欲しいものが手に入る」

そんな意味合いでこの比喩になったのかもしれませんね。

「Wizard CLUB」のタイトルに込められた意味

ところで、「Wizard CLUB」というタイトルにはどんな名づけ由来が隠されているのでしょうか?

「Wizard CLUB」は直訳すると“魔法使い集団(グループ)”になります。

まず“Wizard”とは?

Wikipediaによると、

Wizard=魔術師、Witch=魔女

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/魔法使い

だそうです。

つまり、UVERworldメンバーは全員魔術師という設定(!)

我々はUVERworldを聴くたびに、いつの間にかなんらかの魔術をかけられている…!?

それにしても魔術師とは、悪者の香りが漂ってくるのですが…?

しかし、さらにWikipediaをみていくと…

魔法使いのうちでも、とくに賢明で思慮深く、魔法を正義及び善なる事のために使う者を「魔術師」(ウィザード)といい、「賢者」(ワイズマン)と同義であるとする作品もある。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/魔法使い

どうやらこの歌でのUVERworldの皆さんは、“悪の集団”ではなかった模様

善なる魔術師(賢者)。

では、“CLUB”とは一体…?

“CLUB”の意味

“CLUB”の一般的な意味は、“部活、会”など。

ですがもう1つ、“CLUB”には別に意味があります。

それは「こん棒」。つまり、魔術師がよく手にしているあのこん棒のことでしょう。

これがもしWミーニング(2つの意味を暗に持たせる)だとしたら、こん棒は何を指しているのか?

魔術師の「こん棒」とは…?

間違いなく、“彼らの才能”のことでしょうね。

この歌は、自信満々に「サイコーな俺たちに魅了されろ!」と呼びかける歌。

一般大衆を一段上から眺めているさまは、まさに人の心を操る“Wizard

歌唱力、カリスマ性、楽器の腕…さまざまな“CLUB”で民の心を惑わすのです。

「Wizard CLUB」の歌詞の中二病っぽさ

UVERworld「Wizard CLUB」の歌詞を解釈!君の心も奪われる?!彼らの活躍に乞うご期待の画像

男性ファン、女性ファンともに多いUVERworld

その楽曲の中でも、ひそかな人気を誇っているのがこの「Wizard CLUB」です。

自らを魔術師になぞらえるなど、ちょっぴり中二病感の漂う歌詞がくすぐったく心地よいと人気

・RPGのような魔法キャラを登場させるあたりで、男性ウケ。

・魔法をかけて幻惑し、ハートを絡めとってしまう強引さのあたりで、女性ウケ。

UVERworldが性別無関係に受け入れられるのは、音のカッコ良さや歌唱力、リズム感、ビジュアルのためだけではありません。

この中二感のあふれる歌詞の才能も、多くの老若男女のハートを惑わせているのです。