ここでは初めて「涙」というフレーズが出てきます。

主人公が悩む様子は描かれてきましたが、涙を流すシーンは登場しませんでした。

あれだけたくさん苦しんでいるのであれば泣きたくなる日もあるはず。

ここから自分の弱みを他人には見せない、強い意志の持ち主であることが分かります。

自分の弱さを閉じ込めておく場所。それが前述した「母校」という場所なのです。

置きに行くのではなく、捨てに来ているという点に主人公の覚悟が感じられますね。

アドバイスを送る人物は誰?

さあ 母校へ帰れ!
何もできなかった自分
あの頃を思い出して
やり直そう
もう一度

出典: 母校へ帰れ!/作詞:秋元康 作曲:永見和也

上記歌詞が最後のフレーズとなります。

ではここまで熱心にアドバイスを送っていた人物。彼女は一体誰なのでしょうか?

学校を彷彿とさせる表現が多いことから、学生時代の友人ではないかと考えることができます。

では視点を変えて別の解釈も考えてみましょう。

悩んでいた頃の自分に向けて、その状況を打破したからこそ見える景色を踏まえて送ったメッセージ。

このように大人になった主人公が、将来の自分に向けた言葉であると考えることもできます。

いわばタイムカプセルのようなこちらの楽曲

困った時は自分の中にこそ答えがあるということを教えてくれる作品といえます。

まとめ

NMB48【母校へ帰れ!】歌詞の意味を考察!母校の記憶が人に与える影響って?思い出した大事なこととはの画像

ここまではNMB48楽曲「母校へ帰れ!」を解説しました。いかがでしたか。

聴く人の辛い毎日を支える応援ソングとなっていました。

他にもOTOKAKEにはNMB48楽曲にまつわる記事が多数掲載中。

最後になりましたが、アイドルを愛するあなたにおすすめしたい関連記事をご紹介します。

NMB48の公演曲「ジッパー」。Team Nの公演「ここにだって天使はいる」で披露され、渡辺美優紀、上西恵、吉田朱里の3人が歌ったものが音源化されています。彼氏目線で綴られた歌詞がとっても甘々で幸せな気分になれますよ!

NMB48の中心メンバーのひとりだった「みるきー」こと渡辺美優紀の卒業ソング「僕はいない」。そのMVはファンタジックでミステリアス、そしてどこか切ない。そんなMVを独自解釈で読み解いていきます。

前者は大人気ユニット曲「ジッパー」を解説しています。

いつも大慌てのドタバタ彼女の様子を、彼氏目線で描いた作品。

歌っているメンバーがまるで自分の彼女かのように感じることができる、妄想が膨らむ1曲です。

本記事では特に歌詞に注目。登場人物の関係性に迫っています。

また後者でご紹介しているのは、15枚目のシングル僕はいない」です。

こちらは前述したジッパーでも大活躍だったメンバー、渡辺美優紀さんの卒業ソング。

一貫してどこか切ない雰囲気の作品です。

本記事ではMVに焦点を当て、楽曲に込められたみるきーからのメッセージについて考えます。

どちらもNMB48が大好きなあなたなら楽しんで頂けること間違いなしの記事といえるでしょう。

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