Superflyといえば……
もともとは2人構成のグループでしたが、メンバーが脱退したのちは彼女一人で活動しています。
Superflyといえば抜群の歌唱力が持ち味で、これまでにも多数のヒット作を生み出しています。
例えば、有名なところでいえば「愛をこめて花束を」や「恋する瞳は美しい」、また「Wildflower」や「輝く月のように」などがあります。
彼女の魅力といえば何と言ってもそのパワフルな歌唱力ですが、ボーカルだけにとどまらず、彼女はライブでは幅広い楽器を演奏することもあります。
パワフルな応援ソング「タマシイレボリューション」
彼女のヒット曲の一つに「タマシイレボリューション」があります。
この楽曲では彼女の持ち味でもあるソウルフルな歌声を存分に楽しむことができます。
この曲はもともとはミディアムバラードで作ろうと思っていたそうです。
しかし、スポーツのテーマソングとして使用されることが決まっていたため、もし負けた時に悲しい気持ちにならないようにロックチューンに仕上げたというようなことを話しています。
応援歌として作ったが、自分を奮い立たせることをイメージして作ったと言います。
ソウルフルな歌声が響く熱い歌
この曲はパワフルでソウルフルな楽曲に仕上がっており、越智志帆の魅力が存分に生かされています。
メッセージ性の高い応援ソングとなっているので、ロックなメロディーと伸びのある彼女の声、さらに歌詞が相まってより力強い楽曲に仕上がっています。
人は新しいことを始める時に怖くて二の足を踏んでしまうこともあるかもしれません。
しかしこの曲は「道は他人が作ってくれるものではなく、自分で切り開くもの」というようなことを歌っています。
まさに人にエールを送る楽曲としてふさわしいですし、聞いてる人の心にも響くはずです。
2010年のNHKサッカープログラムのテーマソング
「タマシイレボリュ−ション」は、2010年のNHKのサッカープログラムのテーマソングとして起用されました。
単一のサッカー番組やスポーツ番組でアーティストの曲がテーマ曲として使われることはありますが、この曲はNHKのサッカープログラム「全て」で採用されました。
そのため、FIFAワールドカップの実況中継やダイジェストJリーグ中継、Jリーグタイム、天皇杯中継、AFCアジアカップ2011、その他サッカー中継、スポーツニュースなどに幅広く使われました。
そして、NHKの中でも1つの楽曲をこのようにたくさんの番組で取り扱うのは初の試みでした。
力強い歌詞が魅力!
「タマシイレボリューション」ではロックサウンドや越智志帆のパワフルな歌声も魅力ですが、それらはこの楽曲の歌詞の魅力を盛り上げています。
「タマシイレボリューション」は「タマシイ」とは言っていることからも、まさに「魂」を込めた応援ソングに仕上がっています。
聞いているとどんどん気分が盛り上がってやる気も出てきますので、つい口ずさんでしまいたくなるでしょう。
今回はそんな「タマシイレボリューション」の歌詞の魅力について紹介します。
道無き道を 切り開く時
スタンドアップ!モンスター 頂上へ
道無き道を 切り開く時
出典: タマシイレボリューション/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
冒頭、パワフルなサビから入るこの楽曲では、「今こそ進むべき」ということを歌っています。
「道無き道を自分の力で切り開いていく」時には大変な勇気がいることでしょう。
しかしそこで怖気付いてしまっては何も進みません。
自分を変えたり、強くしたりするためにはやはり「踏み出す勇気」が大切なのです。
「道がなければ作ればいい」そんな風に前向きな気持ちになることができます。
突っ走るのさ go to the future
夕方ハリケーン 鳥もざわめく
高まる鼓動に 暴れるパッション
突っ走るのさ go to the future
ride on, ride on
回りだすメリーゴーランド
出典: タマシイレボリューション/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
「やる」と決めたら、突き進むのみです。
新しいことを始める時は誰かに何かを言われることもあるでしょう。
引き止められることもあるかもしれません。
しかし、本当に自分がやると決めたらそれが正解なのです。
周りのことは気にせず、自分のやりたいと思ったことに全力に注力することが大切です。