疾走感が人気の楽曲

IT'S TOO LATE(THE BAWDIES)は疾走感あふれる曲!歌詞を和訳して意味を解釈♪の画像

「IT'S TOO LATE」は、THE BAWDIES楽曲の中でも人気の曲です。

特に初期のころに見受けられた疾走感が感じられる曲です。

初期のころからのファンはもちろん、新たなファンからも高い評価を受けています。

シンプルで真っすぐな1曲

疾走感に加えて、シンプルな展開と繰り返しの歌詞が特徴の曲となっています。

そのシンプルな曲調から、聴きやすくノリやすい、ライブでも人気の曲となっています。

真っすぐな作りのこの曲には、いったいどんな意味が込められているのでしょうか。

いろいろな解釈があるこの曲

この曲は、人によって少し解釈に違いが出る曲だと考えられます。

視点や状況の置き方によって、歌詞から読み取り意味が少し変わるのです。

このような解釈に違いが出るのも、英詞の楽曲のおもしろいところでもありますね。

人によって解釈が異なっても、どれも間違いではないのです。

その人が感じ取ったメッセージとともに、その人に寄り添ってくれる歌になるのです。

歌詞には意外な意味が?

勢いのあるメロディーが人気の「IT'S TOO LATE」。

実は歌詞失恋を思い起こさせる内容になっています。

疾走感のある曲からは想像できなかった歌詞ですね。

 歌詞のニュアンスとしては、

  • 失恋してまだ恋人が忘れられずもがいている
  • 失恋した元恋人のことを忘れて前に進もうとしている

という2つの解釈ができるように感じられます。

今回は、後者の前に進む意思を込めた曲であると解釈しました。

歌い出し(サビ)

では早速、歌い出しの部分から解説をしていきたいと思います。

Too late babe
It's too late babe
It's too late to cry
It's too late babe

出典: IT'S TOO LATE/作詞:渡辺亮 作曲:渡辺亮

”遅すぎるよ 遅すぎるんだ”

”泣くにはもう遅い 遅いんだよ”

 この曲は、サビのメロディーと歌詞から始まる構成になっています。

遅すぎるという後悔の感情をこの曲では伝えたいと読み取ることができます。

泣くことすらもう手遅れ、という状況。

この歌い出しだけを見ると、いったい何が遅すぎたの?という疑問が生まれます。

その答えは、1番のAメロの歌詞から読み取ることができそうです。

Aメロ

では、Aメロの歌詞はどのようになっているのでしょうか。

No sad songs for me
You gotta move
You gotta move, babe
No sad words from me
Get away from me
Get away from me, babe

出典: IT'S TOO LATE/作詞:渡辺亮 作曲:渡辺亮

”私のための悲しい曲なんていらない”

”私からはもう何も言葉はないわ”

”私から離れてよ”

 Aメロは、「No」という否定的な単語から歌い出されています。

文頭に来ている「No」は、後ろに名詞を置くことで禁止の意味を表します。

つまり、「あってはならない」という強い否定を表す表現になっているのです。

この否定的な感情は、いったい「何」に向けられているのでしょうか。

未練への拒否?

”私のための悲しい曲なんていらない”

という歌詞から、別れた恋人からの未練を拒否していると想像できます。

しかし、ここにはもう1つの隠された意味があるのではないでしょうか。

それは、自分が持っている恋人への未練を振り払いたいという感情です。

 私を想う悲しい歌なんて聞いてしまったら、押し殺している感情に負けてしまう。

”私から離れてよ”という言葉は、相手に投げかけているだけの言葉なのでしょうか。

まるで自分の思い出に対して、「後戻りしてしまわないように、忘れたいよ」

そう言っているように感じられるのです。