諦めない生き方

手を伸ばし抱き止めた激しい光の束
輝いて消えてった 未来のために
託された幸せと 約束を超えて行く

出典: 炎/作詞:梶浦由記・LiSA 作曲:梶浦由記

歌われている彼らは、救いようのないような時代を生きています。

そんな中、一生懸命に手を伸ばして何とか希望の光を掴んだのでしょう。

奇跡的につかみ取った希望は、他人が与えてくれたものではありません。

自らが努力し、苦しみそして泣きながら手にしたものです。

幸せな世の中ならば、彼らの前には輝くような未来が待ち受けていたでしょう。

しかし、理想の未来は一瞬で消えていきました。

どん底にいるけれど、決して希望を失ったわけではありません。

未来を取り戻すために必死に前に進もうとしています。

大切な人に託され受け取った想い、その想いを支えにしているのでしょう。

そして同時に受け取った悲しみを、乗り越えて前に進むのです。

炎の行方

本曲に登場する炎は、煉獄杏寿朗であり彼の意志そのものです。

受け継がれた想いはどこへ向かうのでしょう。

そしてその先にあるのは、一体何なのでしょうか。

炎を胸に

振り返らずに進むから
前だけ向いて叫ぶから
心に炎を灯して
遠い未来まで……

出典: 炎/作詞:梶浦由記・LiSA 作曲:梶浦由記

このパートの最初の歌詞は、映画煉獄が残したセリフとなります。

彼が残した言葉を胸に、これからを生きていくといっています。

炎は意志であり、くじけない心です。

大切な人から受け継いだ炎は、これから先もずっと引き継がれていくことでしょう。

実はこの意志ですが、煉獄も母親から受け継いだものなのです。

この歌では、引き継がれていく想いが歌われていることになります。

最後に、本曲の軸となっている煉獄のセリフを紹介します。

歌詞を紐解くうえで、最も重要な言葉といえるのではないでしょうか。

炎の先に待つもの

胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 
心を燃やせ 
歯を喰いしばって前を向け

出典: 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編/配給会社:東宝

上記は本曲のベースとなっている映画でのセリフとなります。

最後の歌詞は、このセリフに答える形となっているのです。

受け継いだ炎は、この先の未来もずっと子供たちに引き継がれていくことでしょう。

強い意志の先には、困難を乗り越えた未来が待っているはずです。

そこには、ごくありふれた平和な日常が広がっているのではないでしょうか。

それこそが、光さす未来といえます。

最後に

LiSA【炎】歌詞の意味を解説!かけがえのない世界には何がある?炎の行方とその先に待つものを考察の画像

「鬼滅の刃」で劇伴を手掛ける梶浦由記との共同作品となった『炎』。

映画の世界感を詰め込んだ、スケールの大きい楽曲となっています。

受け継がれ続ける想いは、現実の世の中でも生きる支えとなるものです。

生きることが辛くても、心に熱いものを持ち続けていればきっと乗り越えられるのでしょう。

この曲は、多くの人に勇気と力を与える曲なのではないでしょうか。

最後に『炎』同様に、心を強くする曲を紹介していきます。

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