「そこらじゅうに散らばった夢」というのは、何気なくも素晴らしい日常のことでしょうか。「細やかな日常」というのは、繰り返される日々ですね。
一見すると地味で、なんの変哲もない毎日こそ、実は美しく大切なものだということを、淡々と歌っているような歌詞が印象的です。
変に劇的な描き方をしていないので、素直に歌詞が入ってきますね。
アルバムを総括する、まさに「抄本」
米津玄師さんの「抄本」は、まさにアルバムを総括する楽曲です。
曲ごとに様々な街の情景、そこに暮らす人たちの感情が歌われてきました。
そしてこの「抄本」で、この街全体のことを歌い、アルバムを締めているのです。
ナマズの上に乗った、どこか不安定で頼りない街と、そこに暮らす人たちの生活を思いながら聴くと、また違った印象になるかも知れませんね。
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