突然のプロポーズ
寒風に
あなた放った言の葉
一瞬ね
四季たちが揺れて死んだ
出典: 銀色 暗号/作詞:堂本剛 作曲:堂本光一
「冷たい風」や「死」という表現があることからネガティブに解釈してしまいがちですが、どうやらこれは冬にプロポーズされた女性の気持ちを描いているようです。
突然の言葉に驚いている様子を「一瞬」という表現を用いて描いています。
気持ちはひとつなのに、答えに迷うフリ
Makeした
アスファルトを足で撫でた
答え探すふり
Fakeryなあたし
唇噛む
出典: 銀色 暗号/作詞:堂本剛 作曲:堂本光一
サビに入ると、英語が出てきますが、これはニュアンスをぼかす意味合いで組み込まれているのかもしれません。
"Make"は"作る"という意味がありますから、プロポーズをされて万歳で喜びたいけれどあえて"(迷っているように)ふるまっている"ということなのでしょう。
これは、"答えを探すふり"をして"Fakely"つまり"偽っている"という後の歌詞が補足しています。
答えない理由を聞かないで
鮮やかな夜が
零している銀色暗号
問いたださないで
壊れるから
出典: 銀色 暗号/作詞:堂本剛 作曲:堂本光一
この曲でいう「銀色 暗号」とは雪のことだと堂本剛本人が語っています。
あえて"明確な答えを出さない"理由を聞かないでほしいという場面です。
もしかしたらこの女性は、過去に何らかの傷を抱えており、恋人からのプロポーズに躊躇しているのかもしれません。
聞かれたら"どうしたらいいのかわからなくなってしまう"ということを"壊れる"と表現しているのでしょう。
恋は愛になる
堕ちて 堕ちてく…
あなたのすべてに…
愛へと昇る…
愛へと 成る。
出典: 銀色 暗号/作詞:堂本剛 作曲:堂本光一
最後には女性は、この愛を受け止めてもいいのかなという方向に気持ちが傾き始めます。
"愛"と"恋"は同じものではありません。
プロポーズを受け入れて夫婦になると、"恋"は"愛"に変わるのです。
"昇る"という表現を使っているところから、"恋から愛にステップアップしたい"ということを望んでいるのでしょう。
まとめ
いかがですか?
堂本剛が紡ぐ独特な詞の世界観に、堂本光一の作る曲はよく合います。
そのため、楽曲がスーっと耳に入ってくるのです。
これはチームワークがあればこその技術で、曲を通して二人の絆を感じることができます。
紹介した以外にも二人の合作はあるので、ぜひ聴き比べてみてください。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね