sumika【願い】歌詞の意味を徹底解説！主人公の願いって何？好きだからこそ気づいてしまった事とは？

この「願い」で当てはめられる「すべての恋愛」。

それは性別・見た目・年齢・国籍などが一切関係しない恋愛です。

異性でも同性でも、歳の差があったり国を越えたりする恋愛でも。

「願い」はどんな形にも当てはめられることが意識されています。

ラブソングは異性同士で同世代かつ少なくとも同じ国に住んでいる前提、というイメージがあるかもしれません。

それが恋愛に対する先入観になってしまっているでしょう。

ところが「願い」はそうではないといえます。

歌詞だって主人公の一人称は「私」で一見女性っぽいですが、男性も使う言葉です。

そして主人公が恋をしている相手も、必ずしも異性とは限定できない形で描写されています。

「あの子」もそうですね。

その上どんな見た目なのかということも特定できないようになっています。

またMVも出てくるのは男性だけで、女性は一切出てきません。

だからといって、男性同士の恋愛とも限らせないようにしているのです。

ラブソングのMVは、何となく相手の性別だとか見た目や年齢が特定できるようになっています。

「願い」のMVに一切それがない、というのは大きな特徴でしょう。

デリケートになりやすい要素を、sumikaは誰も傷つかないようにそっと表現しています。

sumikaの「願い」の歌詞を解説しました。

失恋ソングで、最後は別れを告げるという一見少し悲しい終わり方です。

しかし、ただ悲しいだけでは終わらない雰囲気があります。

そっと背中を押してくれるような、また新しい夢を見られるという希望がありそうな曲です。

様々な形の恋愛にも当てはめられるので、全ての恋をする人に聴いてほしい楽曲になっています。

ロマンチックな楽曲が多いsumikaですが、こんな遊び心溢れた曲もありますよ！

「ふっかつのじゅもん」といえばドラゴンクエストではないでしょうか。

そのゲームをベースに、現代社会を生きる人々に向けたメッセージが書かれています。

ゲームに絡めた楽しさの中で、誰の心にも響く言葉を是非聴いてみてください。