リスペクトあふれる歌詞
Go to the 宇宙のファンタジー
余計なものは脱ぎ捨てて
濡れてる夢中のエクスタシー
そんなお前を待ってる
出典: LA PA PARADISE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
「宇宙のファンタジー」といえば、先述のEarth, Wind & Fireがリリースした曲の邦題です。
「宇宙のファンタジー」(うちゅうのファンタジー、Fantasy)は、アース・ウィンド・アンド・ファイアーが1977年に発表した楽曲。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙のファンタジー
ちなみに元のタイトルは「Fantasy」です。この頃は英語が一般的じゃなかったので、「ファンタジー」だけだと想像しにくかったんでしょうね。
ただ「宇宙」がどこから出てきたのか、歌詞をどれだけ見てもわからないという謎があります。
1978年の全米シングルチャートでは、Billboard Hot 100で32位、R&B Singlesで12位を記録。アメリカではあまりふるわなかったが、日本では当時のディスコブームに乗って人気を博し、1978年6月19日付のオリコン洋楽シングルチャートで1位を獲得した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙のファンタジー
日本のR&Bも尊敬
LA PA PARADISE
2人で行こう ここではないどこかへ
Like a virgin
LA・LA・LA LOVE SONG お前をずっと愛してる
出典: LA PA PARADISE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
何度も何度もカバーされたこの曲は、黒人音楽が日本人にも出来ると証明しました。
彼なくして日本のブラックミュージックはここまで成長しなかったでしょう。
そのリスペクトがBRADIOのメジャーデビュー曲に込められているのです。とても熱いですよね。
荒廃する街
荒れ果てたこのダウンタウンで お前と2人きり
抱き合ってひっつく心に 流れるビートが愛なのさ
R&Bは腰つかって ”気持ちがE”で成り立ってる
恥じらうことが恥ずかしい 今夜は愛のサタデーナイト
出典: LA PA PARADISE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
昔のファンクなら、大都会での華やかな生活がモチーフになっていたことでしょう。
しかし2010年代、どこに夢を見させてくれる街があるのでしょうか。ということは先ほどお話しした通りです。
だから「荒れ果てたこのダウンタウン」という寂しいイメージの中、2人だけという小さな世界で盛り上がっていくのです。
バブルのように国民全員が踊り狂う時代は、もう来ないのかもしれない…。
現代日本なりのダンス・ミュージックの在り方なのではないでしょうか。
あの頃のように
Go to the 宇宙のファンタジー
そんなお前を待ってる
LA PA PARADISE
踊る 踊る ダンスフロアで愛のブギ
Like a virgin
LA・LA・LA LOVE SONG 2人はずっとはなれない
出典: LA PA PARADISE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO