テレビアニメ「魔法科高校の劣等生」って?

魔法科高校の劣等生OP「Rising Hope」と「grilletto」人気なのは!?歌詞・動画ありの画像

アニメ「魔法科高校の劣等生」は、2014年にテレビ放映されました。全26話です。

原作は、佐島勤(さとう つとむ)のライトノベルで、元々はweb小説からスタートした、人気の小説です。

電撃文庫から23巻出ています。

架空の高校、魔法科高校を主に舞台にしたバトルアクションものです。

主人公は、魔法科高校、第一高校の司波達也(しば たつや)。

ヒロインは、その妹、司波深雪(しば みゆき)。

彼女のセリフ「お兄さま、ステキです」はキメゼリフとなっています。

九つある高校、各クラスのキャラクターで繰り広げられるバトル。

魔法というより超能力に近いものによるバトルといいましょうか。

キャラクターがたくさんいるのがひとつの特徴でもあり、劣等生って主人公のことじゃないのか、いったい誰なのかと、つい考えてしまいますが…。

とある欠陥がある主人公。

雑草と呼ばれてしまう落ちこぼれ、劣等生なのですが、バトルにはめっぽう強いので安心して見られるといったアニメで、爽快さも魅力のひとつです。

オープニングの2曲

LiSA「Rising Hope」

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アニソン界の超有名なシンガー、LiSA(リサ)さんによる「Rising Hope」は、ロックテイストのノリノリの楽曲です。

LiSAさんは、抜群の歌唱力です。この楽曲は、コンサートでも盛り上がる人気楽曲のようです。

伸びやかで細い声でありながら、ピンッとハリのある力強い圧倒的な歌唱力に魅了されます。

第1話から13話までの第1シーズンのオープニング曲です。

この曲を聴くと、これからアニメの本編が始まるんだ、とワクワクして心が躍ります。

アニメの主題歌って、そういうものかも、と実感せざるをえません。

そこにLiSAさんのアニソンシンガーと呼ばれる偉大さがあるのかもしれません。

歌詞を見てみましょう

揺るがない世界 異常な現状
続く壁は何重層
イメージ通りなんかじゃない
静かに騒ぎだした本能
迷路みたい 行き止まりなんだ もう思考はディストーション
容赦ないね
いつの間に見失ったルート暴れだす

出典: Rising Hope/作詞:LiSA 田淵智也 作曲:田淵智也

「異常な現状」「騒ぎ出した本能」「ディストーション(ひずみ)」「暴れ出す」といった、どこか攻撃的な雰囲気を醸し出しているロック的な歌詞です。

魔法科高校の世界観を表しながらも、バトルのときのような激しさに満ちていて、めちゃカッコイイです。

ビートの利いた楽曲であり、途中からめまぐるしいラップ調な歌詞になっていきます。

ファンの間では、神曲とも、ささやかれています。

GARNiDELiA「grilletto」

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GARNiDELiA(ガルニデリア)はボーカルのメイリアとキーボーディストでありマニュピレーターのtoku(トク)によるユニットです。

GARNiDELiAの「grilletto(グリエット)」は、第2シーズン第14話から最終話までのオープニング曲です。

日本人離れしたルックスのメイリアは、実にフォトジェニック。

それだけでなく、安定した歌唱力で、すっと聴く者の気持ちの中に浸透していくような透明感のある歌声に、不思議な魅力があります。

GARNiDELiAも数々のアニメの主題歌を担当しています。 

アニソン界の男女ユニットで、海外でも活躍しています。

なにしろ、メイリアのダンスが素晴らしく、また激しく身体を動かしているのにもかかわらず、ぶれることのない歌声には定評があります。

歌詞を見てみましょう

手を伸ばして
キミに届くように
強がるだけじゃ守れない
この思いは群青
狙い定め ヒキガネを引いて
誰にも真似できない本当の愛で今
撃ち抜くから

出典: grilletto/作詞:メイリア toku 作曲:toku

grilletto(グリエット)とは、イタリア語で「トリガー」という意味です。

歌詞を見ますと、これは、恋心を歌っているのでしょうか。

「キミ」を「撃ち抜く」なんて、自信に満ちた女性をイメージしてしまいます。

好きになった人は必ず、トリガーを引いて撃ち落とすといった意味でしょうか。

もしかしたら、男性の気持ちを歌っているのかもしれません。

どちらでも読み取れる、カッコイイ歌詞です。

どちらのアニソンが人気?

どちらもカッコイイです