イントロのピアノが美しい
鍵盤と歌声のハーモニー
4分の4拍子のピアノ。
西野カナの美声。
この二つから「会えなくても feat. 西野カナ」は始まります。
イントロにサビを持ってくる手法は当たり前になりました。
年代が新しくなるたびにサビは前へ前へと移動しています。
軽やかなピアノのリズムに西野カナの声が乗ります。
とても息の合った演奏。
おそらく奏者と西野カナの相性がいいのでしょう。
たとえプロ同士であっても馬が合わないことがあります。
日頃から交流のない相手と音を合わせるのは至難の業。
きっとご飯を食べたり、一緒に遊んだりしていることでしょう。
バイオリンとラップで紡ぐ
斬新な組み合わせ
ピアノに装飾されるのがラップとバイオリン。
イントロの後はバイオリンがメロディーラインを担当しています。
ラップはリズム担当。
ピアノのタイミングに合わせてラップを入れます。
アメリカンなラップとクラシックを合わせた演出。
新鮮ですね。
クラシックだけでなくロックも下降気味の音楽界。
ポップなジャンルとの融合で生き残りを図っています。
妊婦さんと胎児にも好影響を与えるクラシック。
学校で習うクラシックもポップに合わせると引き立ちます。
リズムやメロディーを変えると古典楽器も生き生きとするのです。
遠距離恋愛がテーマ
会いたくても会えない 二人の距離遠すぎて
そばにいてほしくても 一人きり
出典: 会えなくても feat. 西野カナ/作詞:WISE、西野カナ 作曲:GIORGIO CANCEMI
女性目線のイントロ
イントロの西野カナのパート。
女性の心情を歌った歌詞です。
ないものねだりを表現しています。
距離が遠くて会えない苦しさを表現。
すごく好きなのに会えない心の痛みを歌います。
イントロ部分の歌詞はたびたび登場するフレーズ。
一途に相手を思う様子を印象付けます。
男女それぞれの想いを表現
「会えなくても feat. 西野カナ」の作詞はWISEと西野カナの合作。
WISEは男性側の心情を。
西野カナは女性側の心情を書いています。
歌もそれぞれのパートを担当。
歌詞全体を通してみると会話のようになっています。
たいていは一方の側から見た心情を描きます。
しかし、それぞれの言葉で交互に歌われることで臨場感が出ます。
まるで二人の恋愛をのぞいているような錯覚に陥ります。
いわゆるデュエットソングなので結婚式にも向いているでしょう。
カラオケのデュエットにぴったり
カラオケで男女のデュエット曲をするには二人必要。
しかも、お互いがその曲を好きでなくてはいけません。
もし、彼氏も彼女もこの曲が好きならカラオケで練習してみましょう。
好きこそ物の上手なれ。
きっと上達することでしょう。
反対にカップルは性格が真逆なコトが大半。
好きな曲や趣味が違うこともあるでしょう。
そんなときはケンカしないようにそれぞれの曲を歌いましょう。
夫婦喧嘩は寝て直る。
周りの人は暖かい目で眺めましょう。