【君の鼓動は君にしか鳴らせない/平井堅】歌詞の意味を徹底考察！『ナポレオンの村』主題歌！PVあり♪

この曲の歌詞は2番が好きな人も多いでしょう。たくさんの経験があるからこそ今の自分があるのだと気づかせてくれる歌詞です。

この部分にくるとPVに出てくるような年配の方をイメージして作った曲なのかな？とも考えられます。

今まで経験してきたものは決して無駄ではないこと。そして涙を流すような辛いできごとでもそれがあったからこそ這い上がることができ、今まで以上に感慨深い経験ができるのだと感じさせてくれます。

そして2番のサビに入ると、悲しい経験を乗り越えた「君」が真のヒーローなのだともう一度強い叫びで教えてくれます。

辛い経験をしてもまた乗り越えれば良いというメッセージを力強くたたみかけるように歌い上げます。諦めかけていた人生も前向きにとらえられるようになるような願いが込められているのでしょう。

「がんばれ」という言葉では伝わらない、いくつになってもどんな経験をしても本当に存在自体が大切なのだという気持ちにあふれているからこそジワジワと心に響くのだと思います。

今まで登場してきた「君」が幅広い「皆」に広がります。ストーリーの中に自分達が出てくるのには驚く人もいるかもしれません。

もう一度考えてみると、もともと君を応援する歌というよりも、全ての人に向けたメッセージだったのかもしれません。

皆それぞれがかけがえのない命。

タイトルをがむしゃらに連呼されているうちに、最後には自分もこのメッセージを受ける側だとハッと気づき、1人1人の人生に意味があるのだということを再確認させてくれます。

辛いことがあっても、またやり直せば良いのだと考えられるには時間がかかるかもしれませんが、この曲を思いっきり味わうことで、そういう風にポジティブに考えられる日が来るかもしれません。

1人1人のストーリーの中では誰もが主役。最高の人生応援ソングとして心に響く歌詞です。

辛い体験でもかけがえのないもの、そして人生が大切なものだという優しい歌詞を平井堅の優しく力強い声で聴くと、じわりと胸が熱くなります。

実際にこの曲がおばあさんをイメージして書かれたものなのかどうかは分かりませんが、全ての人に向けて作られた歌詞だということはおばあさんもその1人ですね。

PVが印象的ですが、歌詞の内容はびっくりするくらい深いもの。落ち込んだときに1人静かにじっくり聴いてみると、人生観が変わるかもしれません。