哀愁にひたれる一青窈のおすすめ曲ランキング

7thシングル

まさに、「日本の夏」といった感じのおすすめ曲です。

サウンド自体は機械的なものもあるのですが、メロディが童謡のように心に染み入ります。

故郷の風景を思い浮かべずにはいられないおすすめ曲ですが、意外と歌詞の中で情景描写はほとんどしていません。

それでいてちゃんと景色が浮かぶのだから不思議なおすすめ曲です。

1stシングル

一青窈のデビュー曲にして出世作。

しかし、これまでの一青窈のおすすめ曲と比べると、R&Bっぽさが際立ちます。

一青窈の出世作にして、もっとも一青窈っぽくないおすすめ曲なのかもしれません。

5thシングル

J-POP史上このおすすめ曲よりせつない歌はないんじゃないか、それくらいの名曲です。

「僕」はいったい誰と誰の幸せを祈っているのか。

「僕」はいったい何を我慢しているのか。

「僕」と「君」はいったいどういう関係なのか。

二人はどんな結末を迎えたのか。

ところどころにストーリーをつかむヒントが散りばめられているのに、確かに歌の背景にはしっかりとしたストーリーがあるはずなのに、どれほど読み込んでも決してストーリーをつかむことができない不思議な歌です。

「多くを語らない」ということは、饒舌であるよりも人に何かをより強く伝える力を持っているのです。

一青窈の紡ぐ歌詞は、はっきり言って難解です。

決してすべてを語っているわけではありません。

しかし、情景がありありと浮かびます。

誰しもの心に染み入り、誰もが持っている心の風景を呼び覚ます力が、一青窈の歌にはあるのです。