ONE OK ROCK「Bon Voyage」
『Letting Go~行ってらっしゃい』
ことし1月にリリースのアルバム「Ambitions」の後半に流れるロックナンバーで、 時折 歌声にエフェクトがかかっていて シャウトが より強く響くように感じたり、 筆者自身 この縱ノリのリズムが 好きだったりしますので、
リリースからもう3ヶ月(早っ!)ですが、今でもよく聴いています。
ぜひ、 楽曲を聴きながら、 沿ってお読みいただけると より 深く楽しむことができますので、 CDや 配信曲をお持ちの方は ぜひ 再生させて リードスタートしてみてください。
ONE OK ROCKボーカル Takaの叫びとして もし あなたの心に 響いていただければ幸いです。
1 別れ際、変化の瞬間。序章。
この記事は、
歌詞をいくつかのパートに分け、
歌詞と考察(紐解き)の二部構成で展開していきます。
歌詞(Lyric) その1
It took some time to realize
That things are not getting better
We should know, we should know
It's over
You're seeing the other side of me
We tried to weather the weather
We should know, we should know
That night's gone
出典: Bon Voyage/作詞:Toru,Taka,Britain Colin 作曲:Toru,Taka,Britain Colin
※翻訳は ONE OK ROCKのボーカル Taka が話している 空気や温度に近付くべく、
筆者が 翻訳、編集したものです。
真実に着くのにこんなに時間を使った
良い方には向かわなかった
僕らは、僕らは知るべきだった
もう終わってること
君は(ずっと)僕の別の側面を見ている
僕らは(困難と)向き合って、乗り越えようとした
僕らは、僕らは知るべきだった
夜はもう過ぎてること
熱が二つを引き合わせ
冷めてしまえば
修復なんてことはない
考察(紐解き)その1
よく 歌詞の翻訳を見ますと、
(引用) We should know, we should know
のように
「知るべきだった・・・」 のような、
繰り返しているフレーズを
1回分と同じ翻訳しかしておらず、
同じフレーズを 繰り返している意味や強さが 伝わっていないことが多いので、
その 繰り返している温度も 翻訳に織り込んだ形にしました。
文面として、 恋人同士の別れの瞬間やそこに至るまでの思いのように見えます。 ただ、 ONE OK ROCKです。
世界挑戦の ONE OK ROCKです。
筆者は これまでの ONE OK ROCKが終わって、
新しいONE OK ROCK より広く世界に向かおうとする
beforeとafterの
別れの瞬間=変化の瞬間
のような気がしてなりません。
2 帆を挙げるとき。
歌詞(Lyric)その2
I know things won't change
I'm saying bon voyage
Down to the line
Down to the line
It's time to sail
We're stuck on repeat
I'm saying bon voyage
Down to the line
Down to the line
I'm letting go
出典: Bon Voyage/作詞:Toru,Taka,Britain Colin 作曲:Toru,Taka,Britain Colin
(翻訳) もう変わんないよ
幸運を祈ると言ってくよ
さようなら
バイバイ
船出の時間だよ
この繰り返しに僕らはハマって
幸運を祈ると言ってくよ
さようなら
バイバイ
さあ、行ってくるよ
考察(紐解き)その2
(引用)I'm saying bon voyage は 翻訳例には
この旅の幸運を祈るだけ
とありました。 筆者感覚では
旅、とはまだ
明確にしていない歌詞だと思います。
加えて(進行形の)Sayingがあるので、 幸運を祈ると言っていくよ に編集しました。
(引用)It's time to sail
翻訳例では 出発の時間 とありました。
筆者は歌詞に
Sail
という単語がありましたので、 船が強くイメージされたため、
出発を船出に変えました。
和訳で苦労した点は
(引用)Down the line
の適切な和訳が見つからず、
さようならとバイバイ
の2種類に分けて表現に決めたことです。