映画の主題歌として話題に

『愛のゆくえ』は、映画主題歌のために書き下ろされた楽曲となっています。

もともとのバンドのファンはもちろん、映画を見た人からもこの曲は注目を浴びました。

『愛のゆくえ』は、たくさんの人にきのこ帝国の魅力を知らしめる1曲となったのです。

『湯を沸かすほどの熱い愛』

【愛のゆくえ/きのこ帝国】どこへ向かう?!傑作映画の主題歌起用!名曲の歌詞の意味を徹底解釈♪の画像

『愛のゆくえ』は、『湯を沸かすほどの熱い愛』という日本の映画主題歌として起用されました。

銭湯「 幸 さち の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと 出 しゅっ 奔 ぽん し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。
そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。

出典: http://atsui-ai.com/story/index.html

この映画は、余命2ヶ月の宣告を受けた母が、最後まで家族のために生き抜く姿を描いた愛の物語です。

涙なしでは見られない名作として評価されています。

作中では喜怒哀楽のさまざまな感情が描かれ、人間らしさのあふれる作品となっています。

生と死、そして別れを描いた映画のために書き下ろされた『愛のゆくえ』

映画自体のすばらしさはもちろん、この曲でさらに涙が止まらなくなった

映画を見た人からは、そんな楽曲を評価する感想も多くあがっています。

『愛のゆくえ』

名作映画の主題歌として起用された『愛のゆくえ』。

この曲は、きのこ帝国2ndアルバム「愛のゆくえ」に収録されています。

アルバム「愛のゆくえ」

【愛のゆくえ/きのこ帝国】どこへ向かう?!傑作映画の主題歌起用!名曲の歌詞の意味を徹底解釈♪の画像

きのこ帝国2ndアルバム「愛のゆくえ」は、2016年11月2日にリリースされました。

このアルバムは全体を通して、非常にメッセージ性の強い作品となっています。

「“愛のゆくえ”をめぐる、9つの物語から成る短編集」

出典: http://kinokoteikoku.com/2016/

きのこ帝国のギターボーカルを務め、全曲の作詞作曲を手がける佐藤千亜妃さん。

彼女は、アルバム「愛のゆくえ」について上のように述べています。

このアルバムは、”愛のゆくえ”という題材を作品全体で表現したものとなってるのです。

アルバムのタイトルにもなっている「愛のゆくえ」。

この作品にとって、『愛のゆくえ』という1曲は非常に重要な存在であることがわかりますね。

『愛のゆくえ』について

『愛のゆくえ』は、愛する人の存在、そして別れ、失うことを描いた楽曲となっています。

”愛”、そして”失うこと”、”生きていくこと”は、一体不可分です。

誰かを愛し、そして別れ、失うことから、人は逃れることはできません。

独特の世界観のような、どこにでもある日常のような。

この曲を聴いていると、そんな不思議な感情が生まれます。

この曲を流すと、まるで冬の冷たく穏やかな海を漂っているような感覚になります。

”死””別れ””失う”という悲しいことも、この曲は全部美しく包んでくれるのです。

『愛のゆくえ』の歌詞を解釈

映画のために書き下ろされた『愛のゆくえ』は、きのこ帝国の世界観があふれる歌詞となっています。

心に突き刺さり、感情に訴えかける歌詞

その意味を解説していきたいと思います。

1番の歌詞