男のムダな意地が仇となる
誰と闘っているの?
君のほうなんか見向きもせずに
隣の女のほうばっか見て
しかし第六感で君の様子を探る
出典: 君は乾杯のとき俺とだけグラスを合わせなかった/作詞:柴田隆浩 作曲:柴田隆浩
「最初の乾杯のときに君がきちんとグラスを合わせてくれていたなら、俺は素直に君と話したのに」
そんな想いが透けてきます。
男のムダな意地です。
誰と、何と闘っているのか分からなくなりながらも、勝手にすねて隣の女(柴田隆浩)とばかり話してしまう。
また、そういうときに限って隣の女(柴田隆浩)はいい人で、俺(柴田隆浩)の話しにも愉快に笑います。
盛り上がるふたりを君はどう想っているのでしょうか?
「彼氏、いるんですか?」
絶望的な距離感
君の声が聞こえる
「あたし何をやってもあの人と
価値観逆で困ってるの」
ってなになになんの話してんの
えっそれって彼氏のことですか
彼氏いるんですかどうなんですかとなる
出典: 君は乾杯のとき俺とだけグラスを合わせなかった/作詞:柴田隆浩 作曲:柴田隆浩
第六感を研ぎ澄ませていながら、聴覚という五感に頼っているのがおかしいです。
ここでMVでは君の中の人も柴田隆浩であることが分かります。
ボブスタイルの髪型、水色のカーディガン。
君(柴田隆浩)の話しの中身が気になって仕方がない俺(柴田隆浩)。
彼氏がいるかどうかも分からない相手との距離がもう絶望的です。
セクハラ、パワハラに気を使う時代
確かにいまの時代、相手に面と向かって「彼氏、いるんですか?」とは聞きづらくなりました。
セクハラ、パワハラ、相手にどう捉えられるか分からないので注意しないといけません。
MVでは仮想の彼氏が登場。
君(柴田隆浩)と一緒にソファに腰掛けて微笑む仮想の彼氏(柴田隆浩)。
見渡す限り柴田隆浩ばかりのMVです。
飲み会でのタブー、ライブの告知
身体を張ったギャグで形勢逆転
それでも負けない俺は隣の女との会話を
ヒートアップさせる一方で第六感を研ぎ澄ます
…どうやら妹のことっぽい、ほっと安心
だけどこんなんじゃなんの進展もないわけで
ようやく勇気を出して君単体狙いじゃないけど
全体に向けてギャグをかましたら
君も笑ってくれて超可愛い もう行くしかねえ
君単体狙いじゃないけど全体に向けてこう言った
「ライブ、今度みんな観に来てよ!」って
出典: 君は乾杯のとき俺とだけグラスを合わせなかった/作詞:柴田隆浩 作曲:柴田隆浩
君(柴田隆浩)が話していたのは彼氏(柴田隆浩)ではなく妹(柴田隆浩)の話題であって一安心。
しかし隣の女(柴田隆浩)との会話を盛り上げたところで君(柴田隆浩)との距離はいくらも縮まない。
そのことに気づいた俺(柴田隆浩)が繰り出したギャグがタライ落下ネタ。
昔、ドリフターズのテレビ番組でよく観ました。
俺(柴田隆浩)はギャグにも身体を張っています。
恋愛の幸せ鉄板エピソード
自分のギャグや仕草に反応して意中の人が微笑んでくれることの代えがたい幸せ。
その笑顔も可愛く見えるのは恋の魔術の中でも最強の喜び。