「Ambitions」とは?
「Ambitions」は、ONE OK ROCKの通算8枚目となるオリジナルアルバムです。
前作の「35xxxv」から約2年ぶりとなる新名盤です。
今回は、「Ambitions」について全収録曲を筆者の勝手なランキング形式で解説していきます。
「Ambitions」から野望を感じさせる楽曲5選とは?
「Ambitions」とは英語で「野望」という意味です。
では、彼らはいったいなぜ、「Ambitions」と名付けたのでしょうか。
また、彼らにとって「野望」とはいったい何でしょうか。
まずは、「Ambitions」の収録曲から彼らなりの「野望」を感じさせる楽曲5選を筆者が勝手にピックアップしましたので、発表します。
第5位は?
「Ambitions-Introduction」
ワンオクらしいイントロのインスト楽曲です。
これから、次々の楽曲がどんな感じなのか聴きたくなるワクワクしてきそうなおどろおどろしい感じで流れてきます。
Colin Brittainがエンジニアで編曲しています。
もちろん、Taka率いるワンオクのメンバーも中心で制作しています。
筆者は、最初の効果音がオオカミの遠吠えのように聴こえてとても面白かったです(笑)。
第4位は?
「Bedroom Warfare」
Keep your enemies close
Your enemies close
出典: Bedroom Warfare/作詞:Taka,Nolan Sipe,Andrew Goldstein 作曲:Taka,Nolan Sipe,Andrew Goldstein
和訳してみると、「自分の敵は自分の身近に置いておけ」という意味ですが、表現の仕方が凄く面白いです。
「愛は闘い」なのです。
「一番愛しているからこそ一番信用できない」そんな存在を表現しているのでしょう。
意標をついた彼らの愛の形の表現は、リスナーの心をフックしてしまいます。
自分の敵を身近に置くことで無敵になろうとしているそんな彼らの野望を感じさせる楽曲です。
第3位は?
「Lost in Tonight」
Perfect timing
It could be the start of anything
It's our dream
We're writing
出典: Lost in Tonight/作詞:Taka,Kane Churko 作曲:Taka,Kane Churko
和訳してみると、「完璧なタイミングはどんなことも始めることができる。」
「それが僕たちの夢であり、描いている。」という意味になります。
この4行で人生をスパッと彼らなりのものさしで切ってくれるので気持ちがいいです。
まさに何事もタイミングが大事です。
彼らなりの教訓としてこれまでの人生を振り返りながら言い聞かせているようにも筆者は聴こえます。
しかし、成功者の彼らにとってまさに「Lost in Tonight」は、野望を感じさせる楽曲であるでしょう。