【貧乏なんて気にしない/KOHH】歌詞の意味を解説！お金って何だろう…？改めて価値を問う！

多くのアーティストから高い評価を受けるKOHH。

KOHH独自の世界観に魅力を感じているようです。

アルバム「MONOCHROME」の6曲目に収録されている「貧乏なんて気にしない」。

タイトルでいきなり興味をそそり、リリックをひも解かずにはいられません。

余計な固定観念をすべて捨て、純粋に「貧乏なんて気にしない」のリリックと向きあいます。

たくさんの歌詞を見続けてきた、筆者ならではの観点で説明します。

ある人はKOHHは最高！、ある人はKOHHの良さがわからない。

こんな賛否両論を生み出すKOHHの世界観。

私は前者にあたります。

KOHHの独特な世界観は、余計な色眼鏡でみてしまうと全くつまらなく感じてしまうでしょう。

しかし、彼のリリックと素直に向きあってみてください。

KOHHほど真っすぐで、素直に物事を表現できるアーティストが他にいるでしょうか？

彼が生み出す作品ほど、子供のように素直に表現しているものはないと感じます。

これからKOHHのリリックと向き合います。

あなたも、ぜひ斜に構えずに彼を感じて欲しいです。

そうすれば、彼の表現が最高であることに気づけるでしょう。

ここから「貧乏なんて気にしない」の世界をひも解いていきます。

あなたにKOHHの魅力が伝わると、とても嬉しく感じます。

「貧乏なんて気にしない」冒頭のリリックで、いきなり含みをこめた重要なフレーズがならびます。

KOHHが表現している「幸せな事」は、決してお金では買うことができないものなのでしょう。

お金を持っている人が経験できない、たくさんの「幸せな事」をKOHHは持っているのです。

これってすごいことじゃないですか？

お金を持っている人に対して、うらやましく思うことで出るひねくれた言葉ではないのです。

KOHHは純粋に「幸せな事」がいっぱいあるので、もっとたくさんやりたいことがあります。

「こんな素敵な感性をいつ頃から失くしてしまったのだろう…」

そんな恥ずかしさにも似た感情を抱いてしまいました。 

本当に大切にしなければならないことを、痛烈に感じるリリックです。

人生で着飾ることってそんなに大事なこと？

そんなKOHHに賛成です。

着飾ることは、しょせん自己満足でしかありません。

人より高級なものを持っているという優越感を味わいたいだけです。

そのような感性の持ち主に、本当の友人っているのでしょうか？

これは決してお金を持っている人を否定しているわけではありません。

お金を持っているということも、人の個性になりえます。

だけど、その個性を見せびらかすことで得られた友人は、人ではなくお金を見ています。

それが本当の友人といえるでしょうか。

「みんな言う」の一文を見たときに、KOHHがとても真っすぐで素直な奴だと確信しました。

言葉でいうことは簡単なこと。

行動しなきゃいみがありません。

お金よりも愛が大事っていいながら、違うことをしている人が大半ではないでしょうか。

あなたも自分ひとりで生きてきたと思いますか？

人生での最終的な決断をしてきたのは、あなたでしょう。

しかしそれは、決してひとりで生きてきたとはいえません。

あなたのことを親身になって考えてくれる人。

そんな人たちの援助や応援があって、最終的な決断ができているからです。

自分ひとりで生きてきたと勘違いせずに、みな謙虚な気持ちを持とうと訴えている気がします。