君といない時、いつだって君のことを考えるよ
(あの熱い夏の夜が忘れられないんだ)
君が恋しい
君と一緒にいない時は
いつでも僕のことを考えて
愛してる、愛してるよ

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

「どんな時だって自分の側にいて欲しい」

そんな想いが歌詞には込められていますよ。

恋をしたことがある人なら誰でも共感できる、とても純粋なお願いをします。

常に恋人のことを考え続ける少年。

相手にも同じ気持ちでいて欲しいと願ってしまうのでしょう。

そして「愛している、愛している」と愛の言葉を重ねます。

とてもストレートな愛情表現。

ちょっぴり重い、愛の気持ちを捧げます。

オールドファッションの学び方

Hey boy where do you get it from
Hey boy where did you go?
I learned my passion in the good old fashioned school of loverboys

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

ねぇ少年、どこでそんなこと学んだの?
ねぇ少年、どこへ通っていたのさ?
オールドファッションを愛する色男のための学校で、この情熱を学んだのさ

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

ここで、近所のお兄さんが再登場します。

粋なスタイルを貫き通す少年。

そんな身も心もなりきっている彼に、感心している様子もうかがえます。

ただからかっているわけではないようですね。

そして青年の問いかけに、少年は3行目のように答えます。

実際には彼が言うようなそんな学校もないでしょうから、先人の色男たちから学んだのではないでしょうか。

冒頭の歌詞に出てきたルドルフ・ヴァレンティノもまさにそんな手本となった男性の一人でしょう。

昔の白黒映画を見ながら、粋な男性の作法をまねる少年の姿が目に浮かびますね。

デートの作法

レストラン

Dining at the Ritz, we'll meet at nine precisely
(One two three four five six seven eight nine o' clock)
I will pay the bill, you taste the wine

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

Ritzでディナーをして9時きっかりに会おう
(1,2,3,4,5,6,7,8,9時)
お金は払うよ、ワインを楽しんで

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

本格的なデートがスタートします。

9時の約束の時間に向けて、「1時、2時。。」と時刻をカウントする様子がかわいいですね。

Ritzのレストランでは、恋人の飲んだワイン代を支払います。

とてもスマートな演出ですよね。

なお、ここにあるRitzというのはロンドンにある高級レストラン。

ファンであれば訪れてみたい場所ですね。

セダン

Driving back in style, in my saloon will do quite nicely
Just take me back to yours that will be fine (come on and get it)

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

和訳するとこうなりますよ。

君を家まで送っていくよ、僕のセダンは最高だよ
君の部屋まで連れて行ってよ、最高に決まってる
(さぁ乗って)

出典: Good Old-Fashioned Lover Boy/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

そして食事の後は、もちろん愛車で送ります。

部屋までエスコートするんですね。

無駄のない完璧なデートですね。

そしてこのあとは一夜を明かすのかと思いますが、彼は違います。

冷やかし