有給をとった独歩

「すみません…すみません…あ!夢か!」今日はみんなで釣りだぜ?
終電 中堅 社員の宿命 億年ぶりの有給をとって
ブラックな企業からブルーな海 ハメ外して遊べるクルーが好き

出典: パピヨン/作詞:岩間俊樹 (SANABAGUN.) 作曲:大林亮三 (SANABAGUN.)

「すみません」と寝言を呟いている独歩を一二三が起こします。

普段から「すみません」「申し訳ございません」といった謝罪の言葉が多い独歩。

夢の中でも同様の口癖を発しているようですね。

きっと、憂鬱な気分になりながら会社で働いている悪夢を見ているのでしょう。

しかし、そんな悪夢から目覚めて、今日が休日だということに気づきます。

しかも、ただの休日ではなく、麻天狼のメンバーのみんなと一緒に海釣りに行く日なのです。

そのために、滅多に取ることのできない有給を頑張って取ったことを説明していますね。

いつもはブラックな企業で、終電の時間まで働く日々を送っている独歩。

なので、有給を使って遊びに行くというのは、彼にとってかなり特別なことなのでしょう。

2人を迎えに来た寂雷

麻天狼 遊び方も 負けんぞ 意気込んだ先に 潜む破天荒
凪の海すら騒めく二人 ジゴロ 独歩 休日の始まり
フィッシング行くなら狙う大物 言ってる間に迎えのクラクション

出典: パピヨン/作詞:岩間俊樹 (SANABAGUN.) 作曲:大林亮三 (SANABAGUN.)

いつもさまざまなチームとラップバトルをしている麻天狼。

遊び方だってどのチームにも負けない!と意気込んでいます。

そして、大物の魚を釣ってやろうと張り切っていますね。

そんなことを話しているうちに、寂雷が車に乗って2人を迎えに来てくれたようです。

一二三と独歩の家の前でクラクションを鳴らす寂雷。

それを聞いた2人は、すぐに家を出て寂雷の車へと向かいます。

楽しい気分になってきた寂雷

Good morning!!! 時間どおり お二人とも さあ行きますよ
動き続ければ 喉が乾く 緊迫した日々のループからワープ
おや?寝不足ですか?独歩くん 引き換えハイテンションだね 一二三くん
特別にリカー飲んでいいかな? 帰りの運転はお二人に…

(※ くりかえし)

出典: パピヨン/作詞:岩間俊樹 (SANABAGUN.) 作曲:大林亮三 (SANABAGUN.)

「Good morning!!!」と一二三と独歩に挨拶をし、車を走らせる寂雷。

一二三は朝からハイテンションですが、一二三に叩き起こされた独歩はまだ眠気が残っているようです。

2人の顔を見て、寂雷も気分が高まってきたのでしょう。

海に到着したらお酒(リカー)を飲もうと考えているようです。

「帰りの運転はお二人に…」ということは、2人とも運転免許証をもっているのでしょうね。

2番~ラストの歌詞

ビーチでスーツを着る一二三

トンネル抜けるとそこは普段無いものしか無いところ
つまり楽園 身なりラフで って、なんでお前スーツ着てんだよ
子猫ちゃん達が大群で回避 真ん中にダイブ 携帯スワイプ
海パンにジャケット 大胆なセット 正気じゃ無い 興味深い

出典: パピヨン/作詞:岩間俊樹 (SANABAGUN.) 作曲:大林亮三 (SANABAGUN.)

3人は海に到着しました。

いつも喧騒な街で生活している3人にとって、真っ青な海や砂浜はとても新鮮なのでしょう。

海釣りということで、ラフな格好でビーチに繰り出した独歩。

しかし、一二三は何故かスーツを着ています。

きっとビーチにはたくさんの女の子たち(子猫ちゃんたち)がいたのでしょう。

女性恐怖症の彼にとって女性がたくさんいるビーチは恐怖そのもの。

なので、スイッチを切り替えるためにスーツを着たのだと推測できます。

スーツを着た途端、女の子たちに積極的にアプローチしていく一二三。

そんな一二三のことを、寂雷も「興味深い」と物珍しそうな目で見ているようですね。

寂雷は、変わった人や面白い人に強い興味を示す癖があります。

なので、寂雷にとって一二三の変わった一面は、とても興味をそそられるのでしょう。

釣りを楽しむ3人

海が満ちて 釣れる釣れぬは 一蓮托生 仲間と運命に託そう
一二三の釣りってまさか… 俺は花より団子より魚派
焼きジャケ食えなきゃ やけ酒するだけ またクラゲ 釣れるまで諦めん

出典: パピヨン/作詞:岩間俊樹 (SANABAGUN.) 作曲:大林亮三 (SANABAGUN.)

さっそく海釣りを始める3人。

どうやら、一二三は釣りが目当てというよりは、釣った魚を食べることが目当てのようですね。

しかし、全然釣れる気配がなく、クラゲばかりが引っかかっているようです。

ワイワイと賑やかな釣りの時間を楽しんでいることが伝わってきます。

どんなことも全力で取り組む