探した記憶に
7月 雨 想い 濡れ
1度は期待すら忘れて
瞬きもしないで待っていた
霞んでく 消える星
あなたに見えてしまって
出典: A-E-U-I/作詞;山中拓也 作曲:山中拓也
会う機会の方が少ないから、記憶だってすぐに取り出せる。
だけど記憶の中には雨で会うことすらできなかった日の思い出もあるのです。
大体日本では7月序盤はまだ梅雨のシーズンで、七夕も雨が降ることや雲がかかることが多いですよね。
どこかで見た美しい天の川のように、晴天でお互いの姿をまっすぐ見られたら良いけれど、そうもいかないときだってある。
瞬きもせずに待っていたけど、霞んで消えていく星が、まるであなたのように見えてしまって切ない。
本当は会える日だって、私たちの思いとは関係なく会えないことの方が多い。
もう期待することも辞めてしまいたくなる。
想像力と理想
感受性もいっそ
この一瞬にかけてさ HEY!HEY!HEY!HEY!
愛してもなおきっと
可能性は一掃
いつまで泣いてずっと
思い描いている?
光る星の流れるフィクション
光る星の流れるフィクション
A-E-U-I A-E-U-I
出典: A-E-U-I/作詞;山中拓也 作曲:山中拓也
愛していても、可能性が少なくても、それでもあなたに会えることを願っている。
それだけを願って今日まで過ごしてきた。
会えなかった過去を思い出しては泣いて、理想と現実のギャップに打ちひしがれて。
それでも会いたいと思うのは、あなたのことを愛しているから。
どんな障害があろうとも、例えすぐに会えない距離でも、ずっとあなたのことを待ち続けている。
光る星の流れるフィクション
今は解けない悲しきフィクション
溢れる互いの愛を詰め込んだ
光る星の流れるフィクション
ここに確かな2人のフィクション
A-E-U-I A-E-U-I
出典: A-E-U-I/作詞;山中拓也 作曲:山中拓也
例えこの物語が、誰かが作ったただの想像に過ぎなくても、織姫と彦星の思いは本物なのです。
ずっと愛している人を一途に待ち続ける。
そこには確かな2人の物語があり、誰にも否定できない確かなモノが存在するのでしょう。
2人の思いを切なく書いた「A-E-U-I」
織姫と彦星を題材にした今作は、会いたいのに会えない寂しさや悲しみ、そしてそれでも待ち続ける2人の愛が書かれています。
フィクションの中にだって、本物で確かなモノが存在する。
他の誰にも否定することができないそれは、どんなものよりも美しく輝いているのでしょう。
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