稲穂

前述の通り、ペンライトの代わりに稲穂が振られるこの曲。

レキシライブへお出かけの際は、ぜひ稲穂を持っていきましょう。

それからライブ会場への道に迷った際は、稲穂を目印に歩きましょう。

「狩りから稲作へ」/レキシ の英語の部分では実はこんなことを言っていた!?歌詞の意味が気になる!の画像

歌詞

さて、それでは歌詞を見ていきましょう。

めっちゃ面白いはずなんですけど、泣けるんですよねこの歌詞

どっちが好き?

縄文土器 弥生土器 どっちが好き?
縄文土器 弥生土器 どっちが好き? どっちもドキ。

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

歌い出し、なんのこっちゃですよね。

でもこれが癖になるんです。ちなみに筆者は縄文土器派です。

狩猟民族から

どんぐりひろって食べてた あの頃の夕陽赤かった 
貝は食べすて貝塚 海沿い移動するいつしか

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

小学生の頃の社会科の授業、思い出してくださいね。

人間は猿から進化して、最初はその辺にあったものを食べていたのです。貝とかどんぐりとかね。

だから、基本は移動しながら暮らしていたのです。

でもってちゃんと韻は踏みます、ラップですから。食べて(た)と赤かっ(た)とかね。

見つけたら逃さぬナウマン象 どこまでも追ってく皆そう
俺縄文人 騒ぎの張本人 燃えさかる炎の前でスウィンギン
毛皮まとう 矢尻磨く 場所にあきらめたらすぐに立ち去る
君も連れてく はずで鹿肉 干したやつもって LOVEのテクニック

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

マンモスを狩っていた時代、男性は特に何日も狩猟から帰らない時代でした。

だからこそ、愛の告白は肉とかだったんでしょうね。

命がけで捕ってきたものですから、愛ですよね。

愛のために

貴方と此処にいたいから 私の想いはもう揺れない
どこへも行かないで ずっとここにいて 私の願いは今日から稲作中心

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

しかし、そんな生活には危険が付きまといます。

動物も大型ですし、現代のように発達した武器もありません。

女性はいつも、男性の無事を祈るしかできません。

稲作になれば、彼とずっと一緒にいられる。彼女のけなげな思いが伝わってきます。

どんぐり拾ってつぶした 鉄より断然石でした
年下の君と寝過ごした シダの葉茂る星の下
仮のねぐらで狩りする 係りはかがり火燃してる
光り輝く恋の盛り 気がかりは君のことばかり

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

男性も彼女に本気になっていきます。

狩りの旅先で、いつも彼女を思い出してしまいます。

彼女と一緒に、安全に暮らす。そんな日を、思い描き始めてしまいます。

イエー 口笛 丘の上 道なき荒野 フリーウェイ
そう 行く末 承知の上 忍び寄る恐怖 冷えと飢え

出典: https://petitlyrics.com/lyrics/927430

ワイルドな狩りの人生は、しかし危険と隣り合わせ。

獲物が捕れなければ、仲間ともども飢えてしまいます。

彼女のもとに帰れないかもしれない恐怖は、これまでよりずっと強いものになっていきます。