Aimer【コイワズライ】歌詞の意味を徹底解説！辛い時ほど大事なことがある？切ない恋に寄り添う名曲

悲しくて、寂しくて、泣きたくて、もう散々な気持ちになっている主人公。

しかし、この歌詞ではそれでも「いいんだよ」と励ましています。

それだけ苦しい思いをしているということは、本気で恋をしている証でもあります。

本気の恋は自分を成長させてくれますし、大事な経験になるのです。

悲しさや寂しさを乗り越えた先で、きっと「大事なこと」に気付くことができます。

片思いをしていると「早く進展させなきゃ」と、つい焦ってしまいがち。

でも、焦る必要なんてないのです。

自分のペースでゆっくり恋していけばいいと、優しく励ましてくれる歌詞が印象的ですね。

忘れられない思いがあるなら、いつまでもそれを胸に抱いてても良い。

そんな意味にも捉えられます。

大人になれば学生の時のような恋愛は難しいと感じてしまうもの。

しかし、相手を思う気持ちの本質は大人になっても変わらないはずです。

自分の心に芽生えた気持ちを大切にすることは、きっと自分自身を大切にすることにもつながるでしょう。

それはきっと恋に限らず、どんな感情も大切なものなのだと感じられます。

切ない気持ちで街明かりを眺める主人公。

夜空を見ながら主人公は、意中の男性と両想いになれるように願います。

藁にもすがる思いで星に願い事をしているので、それだけ本気で恋をしているのでしょう。

恋を成就させてくれる可能性が少しでもあるのなら、色々なものにすがりたいと思っているのかも！？

星に願い事をするなんて、恋をしている時だけかもしれません。

普段ならロマンチストすぎると笑い飛ばしてしまいそうな行動さえもさせてしまうのが、本気で恋をするということなのでしょう。

「恋が消えたとしても」といっているのが、少し切ないですね。

これだけ必死に恋しているにも関わらず、成就しないまま恋が終わってしまう可能性もあるのです。

もし恋が終わってしまったとしても、恋する中で知った幸せやときめきを忘れたくない主人公。

「失恋してもずっと覚えていたい」と思うほど、主人公にとって幸せな出来事だったのでしょうね。

切なさはにじみますが、どこか前向きにもなれる歌詞です。

もし叶わなくても、いつか振り返った時に素敵な恋の思い出として心に残っていればきっと主人公が次の恋をする糧になるでしょう。

寂しい思いをしたり、切ない思いをするのも、主人公を成長させてくれる糧になります。

なので、恋をして苦しむことは決して無駄にはならないのです。

例え意中の男性と付き合うことができなかったとしても、いつか全てプラスになって返ってきます。

そう考えると、少し気楽に恋できる気がしますね。

「成就しなかったらどうしよう…」と思いながら恋をしてしまうと、萎縮してしまいがち。

でも「失敗しても全て自分の糧になる」と思って恋をすれば、恋煩いになりにくくなるかもしれませんね。

Aimerの「コイワズライ」は、恋煩いをしている人を優しく包み込んでくれる歌ですね。

恋煩いをしていて、元気を取り戻したい時にぜひ聴きたい一曲だと思います。

ちなみに、Aimerの片思いソングといえば「カタオモイ」という作品もおすすめ！

片思い中の気持ちを素直に綴った歌詞は必見です。

ぜひ今回紹介した「コイワズライ」と併せて聴いてみてくださいね。