「WANTED GIRL」は「タイムボカン 逆襲の三悪人」の後期OP曲
「WANTED GIRL」は「タイムボカン 逆襲の三悪人」の後期OP曲に採用されたアップテンポなロックナンバー。
2018年1月から3月にかけて放映された第13話から第24話のOPで使用されています。
TrySailにとってはゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のテーマソングに続く8作目のタイアップ作品です。
「タイムボカン 逆襲の三悪人」は悪玉が主人公の作品
「タイムボカン 逆襲の三悪人」はタイムボカンシリーズでいうところの悪玉が主人公となった作品。
1975年に放送されたシリーズ第1作「タイムボカン」をリメイクした「タイムボカン24」の続編として放送されました。
主人公の三悪人はタイムボカンシリーズ伝統の女ボス、鼻の大きなメカニック、巨漢の怪力担当の三人。
女ボスの「やっておしまい!」やボタンを押す際の「ポチっとな」などおなじみのセリフもしっかりと踏襲されています。
今作では悪の組織アクダーマが経営するヒストリーパラダイス社という、世界最大の教科書出版社に勤める会社員という設定になっています。
「タイムボカン 逆襲の三悪人」のストーリーは?
ストーリーは現代の教科書に書かれたウソの歴史を善玉側があばいて真実の歴史を追っていくという内容。
悪の組織アクダーマは、真実の歴史が明かされると20億冊もの教科書を手作業で改訂しなければならなくなるためにさまざまな妨害をしていきます。
また、「逆襲の三悪人」では歴史を自由に変える力を持つダイナモンドと呼ばれる宝石を悪玉の三人が集めることが目的になっています。
「タイムボカン 逆襲の三悪人」のOPは?
「WANTED GIRL」のOP映像でも主人公のビマージョ、ツブヤッキー、スズッキーの三人がめげることなく頑張る姿が描かれています。
つまり、タイトルの「WANTED GIRL」は女ボスのことだけを指しているわけではないようです。
「WANTED」はお尋ね者という意味ですが主人公の悪玉側をイメージした表現でしょう。
「GIRL」はTrySailの3人を含む、女性全般を指すコトバではないでしょうか。
シリーズで初めてジャニーズがOPを担当
じつは、一連の「タイムボカン24」と「逆襲の三悪人」はタイムボカンシリーズで初めてジャニーズ事務所所属の歌手がOPを務めた作品です。
「タイムボカン24」では前期、後期ともにHey! Say! JUMP。
「タイムボカン 逆襲の三悪人」では前期のOPをKinKi Kidsが務めています。
しかも、KinKi KidsはOP曲「DESTINY」を第1話から4話まで堂本光一さんのバージョン。
第5話から8話までを堂本剛さんのバージョン。
第9話から12話までを二人のバージョンと3パターンで放映するほど力を入れています。
このOPを引き継いだ「WANTED GIRL」に対する制作側の期待の大きさが分かります。
「WANTED GIRL」のMVを紹介!
「WANTED GIRL」のMVを見てみましょう。
MVはYouTubeのSony Music (Japan)で公開されています。
TrySailの3人がお尋ね者の怪盗に扮して宝物を狙うゲームに挑んでいるという設定ですね。
同じ3人組の女性怪盗「キャッツアイ」のように全然カッコよくいきません。
むしろ、途中でバナナを食べたり、ヤケクソになって失敗したりとドジっ子ぶり全開です。
でもそんな失敗なんてちっとも気にも留めない3人の明るさがTrySailらしい魅力を引き出しています。