理想と現実に悩まされて
成功者の声高々に
語るエピソード
他人事みたい
今のアタシ
小さな部屋で
考えている
空想の未来に…
問いかけてみるけれど
bad feeling
イメージ出来ないのが
all my love
出典: GLORIA/作詞:YUI 作曲:YUI
志望校や受験の形式によっては、早めに合格を手にする人もいます。
主人公は自分よりも先に志望校への入学を決めたクラスメイト達の声に、焦りを感じているのでしょう。
大学や専門学校でやりたいこと、将来なりたい職業など、明るい未来を語るクラスメイト達。
まだ結果を手にしていない主人公は、クラスメイト達の話に共感することができません。
自宅の部屋や塾の教室などで、自分の将来を想像するしかないのです。
意識的に夢が叶った時のことを想像しようとしますが、なかなかうまくいきません。
自分に勝って前に進もう
負けてないやいやいやい
輝く先に GLORIA
近づいてるはずさ
Cryやいやいやいやい
もう誰のせいにもしないよ
全部抱きしめてゆく
夢中になれなきゃウソね
出典: GLORIA/作詞:YUI 作曲:YUI
まだ合格をつかんでいない自分に劣等感のようなものを抱きながらも、主人公は気合を入れようとします。
「GLORIA」の中で何度も出てくる「やい」という表現は、自分を鼓舞する掛け声のようです。
歩みは遅いかもしれないけれど、確実に夢との距離は縮まっているはず。
主人公はそう信じながら勉強に打ち込みます。
もし結果が悪くても、他人と比べたりなんかしない。受け止めて、自分に打ち勝つために頑張っていこう。
こうした主人公の決意に背中を押される気がします。
栄光が待っていると信じて
周囲と比較せず、自分との戦いに勝つために努力する主人公。
「GLORIA」のラストでは、未来への希望が歌われています。
春になればきっと
サクラが咲く頃にきっと
新しい自分に出会えるの
ユメじゃないはずよ
報われると信じてる
本当は怖いけど
出典: GLORIA/作詞:YUI 作曲:YUI
受験生応援ソングでは、よく桜の花が登場します。
入学式が春であることから、春の花である桜は成功の象徴として使われるのでしょう。
「GROLIA」でも、春になれば夢をかなえた自分が待っているはず、という期待を込めて桜の花が登場しています。
受験勉強中に何度も想像する、春を迎えた自分の姿。
本当にそんな明るい未来が待ち受けているのか、想像して不安に思うこともあるでしょう。
しかし主人公は、絶対に結果に結びつくはず、と信じて机に向かいます。
「GLORIA」をつかむ日まで
Cryやいやいやいやい
悔しい気持ちがあるから
Get glory days
負けてないやいやいやいやい
輝く先に GLORIA
近づいてるはずさ
Cryやいやいやいやい
眠れない夜にひとり
膝を抱え込んでも
Baby 泣いてる時間はない
出典: GLORIA/作詞:YUI 作曲:YUI
受験勉強もいよいよラストスパート。
回数の増えてくるテストや模試の結果を見て、焦りや悔しさを感じる主人公の姿が目に浮かびます。
まだあきらめるのは早い。絶対に夢は叶うはず。叶えてみせる。
そんな主人公の力強い姿勢に勇気をもらえます。
もちろん涙を流すことはありますが、それでも歩みは止めない主人公。
1分1秒を無駄にしないために、がむしゃらに努力を続けます。
かつて受験を経験した人は、共感できる部分もあるのではないでしょうか。
これから受験に向かう人にとっては、「GLORIA」の主人公みたいに頑張ろう、と思えるかもしれません。
受験に限らず、夢を追いかける人を力強く応援してくれる曲が「GLORIA」なのでしょう。
「いつか自分にとっての栄光を手にするときまで、この曲とともに進んでいきたい」と思えてきます。