2012年、結成以来バンドを支えてきたベーシストのIKUZONE(馬場育三)が急死しました。
その悲しみを乗り越え、Dragon Ashは活動を続けることを選んだのです。
『THE FACE』はIKUZONEへの追悼と、彼らの決意が前面に出たアルバムでした。
この曲は直接IKUZONEの死を歌った曲ではありません。
しかし、残された彼らが今を生きていることに感謝し、ファンと共に生を祝福するような曲になっています。
ライブではクライマックスで最もエモーショナルな部分で演奏されることが多いです。
詳しくはこちらの記事をぜひ読んでみてください。
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7位:A Hundred Emotions
2017年リリースの11thアルバム『MAJESTIC』に収録された曲です。
「100の感情」という意味のタイトルについて少し解説しましょう。
日本語と英語詞が交互に出てくる曲になっています。英語の部分は大体こういう意味です。
「音楽が鳴っている、ラウドな音が鳴っている。こんなに自由なことはない。」
「頭をぶっ飛ばして、生きてることを感じるんだ」
「自分の感情を抑えるな。すべての感覚をさらけ出すんだ」
音楽を聴いた時の興奮や感情、感動を信じるんだ。抑えてはいけない、と歌っているのです。
「100の感情」というタイトルにはそういう意味が込められています。
音楽の力を信じているからこそ歌える曲だと思います。
6位:光りの街
11thアルバム『MAJESTIC』に収録されたシングル曲です。
2011年の東日本大震災の後、Dragon Ashは復興支援としてグッズ収益の一部を寄付しました。
その寄付金で宮城県石巻市に設立された施設をツアーで訪問した時に、この曲ができたとKjは語っています。
復興はまだまだ途中ですが、子供たちの顔に笑顔が戻ってきたこと、それが希望といえるのではないでしょうか。
若くてとがっていた時期に比べ、今のDragon Ashには温かさや包容力が感じられます。
この曲が持つ光や希望も、彼らの成長から生まれたものだと思います。
ライブでは序盤の盛り上がりの後、中盤で一旦落ち着く前に演奏されることが多いようです。
詳しくはこちらの記事に書かれています。ぜひ読んでみてください。
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上位の発表!
5位:Headbang
11thアルバム『MAJESTIC』に収録された曲です。
シングル「光りの街」のカップリングとして発表されました。
Dragon Ashは過去に「Dear Mosh Pit」という曲を作っています。
ライブ会場でのモッシュピット、つまり観客が最も激しく自分を解放する場所を讃えた曲です。
ライブでのモッシュやダイブの是非は置いておいて、音楽を聴いて素直にリアクションすることは大切です。
Dragon Ashも自分たちのライブでは客に向かってもっと騒げ、自分を解放しろと煽っています。
この「Headbang」もモッシュピットでヘドバンするんだ!というメッセージを込めた曲です。
激しく盛り上がる曲で、ライブの中盤からクライマックスでよく演奏されています。
4位:Mix It Up
アルバム『MAJESTIC』に収録された曲です。
2017年5月、ミュージックステーション初出演の時にも演奏されました。
「ロック・ショウへようこそ!デカい音で音楽を鳴らしてメチャクチャにしてやるぜ!」
目の前のライブを見な
音に乗っかって dive for freedom
ここに制限はない
just free your mind そう変幻自在
あるのはマナーと思いやり
music lovers と共にあり
出典: Mix It Up/作詞:kj 作曲:Dragon Ash
激しいライブ中でもマナーは大切です。
周りの人にケガをさせたり不快な気持ちにさせることは許されません。
ライブという場所が大事だからこそ、ルールを守らなくてはいけないのです。
Dragon Ashは激しく攻撃的なだけのライブはやりません。
自分たちのライブは楽しい場所だ!とファンに伝える曲だと思います。
そのためライブでは序盤、1曲目に演奏されることも多いのです。