自分の努力だけではどうにもならないから
Someday 雨が降る日も来るよ (辛いだろう)
Someday 雪が降るかもしれない (苦しいだろう)
肩寄せて 支え合って一塊(ひとかたまり)になればいい
さあ それでも立ち上がるんだ
出典: 三番目の風/作詞:秋元康 作曲:丸谷マナブ
ここまでくればお分かりでしょう。
「雨」、「雪」はアイドル活動中に起こる様々な困難や試練です。
そして天候という「自分の努力では解決できないこと」を意味しています。
思いがけず傷つくことを言われたり、あるいは「アンチ」と呼ばれる勢力が現れたり。
ゴシップ記者に追いかけられることもあるかもしれません。
そのときに大切なのは「孤独にならない」ということ。
すぐそばにいる仲間と寄り添い合いながら、支え合いながら進めば良いのです。
もう必要以上に恐れることはありません。
最後のメッセージ
三番目の風になろう
今までとは違う向きに吹き抜けろ!
まだどこにも見たことない新しい空 切り拓け!
僕たちは恐れてない
希望の使命は
そう 光を作ることさ
自分たちで真っ暗な未来をこじ開けろ!
WOW…
出典: 三番目の風/作詞:秋元康 作曲:丸谷マナブ
最後に、1番のサビが繰り返されます。
改めて、この曲で伝えたいメッセージが込められているからです。
どんな未来が訪れるかはわかりませんが、それを切り開くのは自分達。
「暗い森を飛び出し、明るい場所へ旅立とう」という勇気を与える歌詞でした。
この歌詞が生まれた背景を考えてみる
記事のはじめに書いたように、この曲は「乃木坂46 3期生」の最初の曲です。
そして、この曲が収録されているのは「インフルエンサー」。
2017年の「日本レコード大賞」受賞曲です。
つまり「女性アイドルとしてトップとなった乃木坂46」の曲ということ。
4,082倍というオーディションに合格したとはいえ3期生のプレッシャーは相当だったと思われます。
秋元康さんは「そんなプレッシャーに負けるな」と伝えたかったのではないでしょうか。
こちらの曲もオススメです
「インフルエンサー」
先ほどから紹介している「三番目の風」が収録されている表題曲「インフルエンサー」。
詳しい楽曲解説はこちらからご覧ください。
乃木坂46のシングル「インフルエンサー」センターは西野七瀬と白石麻衣!歌詞や選抜メンバーまとめ♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「インフルエンサー」は西野七瀬と白石麻衣のWセンターで話題となった、乃木坂17枚目のシングルです。高難易度のダンスをする選抜メンバーや、ファン心理ともとれる歌詞に注目していきましょう。