【Baby cruising Love/Perfume】歌詞を徹底解釈！愛の難しさは航海の如く…

ドラマ版、劇場版ともにこの曲は恋の始まりを予感させるシーンで使われています。

主演の森山未來さん扮する「藤本幸世」がキレのあるダンスを披露していました。

ドラマではそれで終わっていたのですが、劇場版にはなんとPerfumeの三人も登場しています。

そして森山未來さんとダンスで共演をしていました。

どうやら彼女達にとって映画初出演だったそうです。

森山未来さんもこのシーンはとても気に入っているようでした。

森山さんはこのシーンを観るだけでもお金を払う価値があると言っていたそうです。

Perfumeの楽曲を語る上で欠かせないのがこの人、「中田ヤスタカ」さんでしょう。

彼はメジャーデビュー後の彼女達のプロデューサーを務めています。

元々は「Capsule」というユニットで活動をしていた中田さん。

Perfumeの他にも「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんのプロデューサーとしても知られています。

彼はPerufumeの楽曲のほぼ全てにおいて作詞、作曲を担当しています。

先述したデモを作り彼女達に渡していたのも中田さんでした。

今回紹介する「Baby Cruising Love」も彼が作詞、作曲をされています。

それでは次は歌詞を紐解いてみましょう。

恋に落ちる瞬間、それは突然起きることが多いでしょう。

「これは運命だ！」そう思う人も少なくないと思います。

しかし愛というものは時間をかけて培っていくものですよね。

愛を誓い合った相手と人生を生きる。

それを自然の脅威溢れる大海を船で渡ることに例えられることは昔からよくありました。

この曲はその例えをうまく近未来的に落とし込んだ曲になっています。

この曲はある程度二人の関係が続いた頃を歌われていると考えられます。

安定した状態にあると人はどうしても油断をしてしまいがちですよね。

きっとそのような時に何か過ちを犯してしまったのでしょう。

「急がば回れ」ということわざありますよね。

私も手間を惜しんで無理をして失敗してしまった時によくこの言葉を思い出していました。

この歌詞ではそんな失敗をして取り返しがつかなくなってしまったことが書かれています。

恋愛に限らず、時間が経ってしまうと元の状態には戻らないことがあります。

そうなってしまうと人は怯えてしまうものですよね。

進むことも戻ることも出来なくなってしまうのはとても辛いことです。

この曲はこの後にサビがリフレインします。

袋小路に陥ってしまった状態で苦しんでいるこの曲の主人公。

それでもこの歌詞は二人の愛を成就させることを願い続けるのでした。

まるで航海の成功を祈るかのように。

これ以降の歌詞はすでに紹介したパートで構成されているため割愛します。

いかがでしたでしょうか。

改めてこの曲の歌詞を見てみると、言葉自体は決して多くないことがわかりました。

だからこそ伝えたいことが切実に伝わるのかもしれません。

Perfumeの三人はその後メジャーシーンという荒波を勇敢に航海し続けました。

そして日本ポップシーンのトップに君臨することになります。

もしこの曲が「ポリリズム」の影を追った楽曲だったらどうだったでしょうか。

彼女達のブームは早々に終わっていたかもしれませんね。

これからも一歩先をリードする存在として彼女達は活躍をしていくことでしょう！

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