どんな曲?
本曲は2010年6月23日発売のアルバム「クロなら結構です」の中に収録された1曲です。
モーモールルギャバンの楽曲の中に度々登場する「ユキちゃん」なる人物。
どの曲の中でも歌詞の中の主人公が彼女に一方的に好意を寄せていますが、【ユキちゃんの遺伝子】では少し趣が違います。
主人公は何故、誰に恋をしたのでしょうか?
諦められない恋の行方についても追求してみたいと思います。
新たな恋
ユキちゃんの子供
ユキちゃんは早々と
子供ができて結婚
悲しかったのも束の間
ユキちゃんの娘に恋をした
出典: ユキちゃんの遺伝子/作詞:モーモールルギャバン 作曲:モーモールルギャバン
冒頭から「ユキちゃん」の名前が何度も登場していますね。
主人公の頭の中が本当にユキちゃんでいっぱいだという事がよく分かります。
どこから手に入れた情報なのか、ユキちゃんが結婚して子供ができたという事を知ったようですね。
モーモールルギャバンの楽曲には本曲以外にも彼女の名前が登場しています。
しかし、いずれも主人公から向けられるのは一方的で歪んだ愛情でした。
今回もその例に漏れず主人公は危険な思考を繰り広げていますね。
以前まではユキちゃん自身に興味を持っていた主人公でしたが、ユキちゃんは結婚してしまいました。
そこで目を付けたのがなんと「ユキちゃんの娘」だったのです。
冒頭から早速、主人公がまともな人間ではないのが分かりますね。
想い人が手に入らないと分かれば、ターゲットをその娘に移す…。
通常の思考では中々その結論に至ることはありませんが、主人公はさも当たり前のようにそこに到達してしまいましたね。
幼い恋人候補
まだまだ体脂肪率
高い高い四頭身
出典: ユキちゃんの遺伝子/作詞:モーモールルギャバン 作曲:モーモールルギャバン
主人公が恋をした相手はユキちゃんの娘です。
4頭身という事は年齢にすると2歳くらいでしょうか?
こんなに幼い女の子に恋愛感情を抱いてしまうところに改めて危なさを感じますね。
主人公の年齢は定かではありませんが、ユキちゃんに対して長らく恋愛感情を持っています。
その事から、そう若くはない男性だと考えられますね。
ユキちゃんじゃないけど
繋がっている
君の遺伝子はユキちゃん
ユキちゃんの君は遺伝子
だからだから
出典: ユキちゃんの遺伝子/作詞:モーモールルギャバン 作曲:モーモールルギャバン
主人公が何故ユキちゃんの娘に恋をしたのかがこの章で発覚しました。
その理由はこの幼い女の子が可愛くて胸を打たれたのでもなく、主人公に幼い女の子を好きになる趣味があった訳でもありません。
ユキちゃんの遺伝子を受け継いだ存在だったから好きになったのです。
それ以外の理由は何もないようですね。
つまり主人公は今でもユキちゃんの事だけを愛しているのです。
正に遺伝子レベルの愛とでもいうのでしょうか。
想う人が結婚してしまえば普通は諦めて次の恋を探すものです。
どうしても諦められない人は、良くない事ですが不倫などに走るものですが…。
愛する人の遺伝子を継いだ子供にリベンジを果たそうとする人が果たして居るものでしょうか?
1人の女性を愛し抜くというのは本来ならばとても素晴らしい事ですが、今回に限り応援出来るものではないようです。
歪んだ愛情
君はベイビーベイビー
赤ん坊 ルルルル
君は僕のベイビー
愛してる ルルル
出典: ユキちゃんの遺伝子/作詞:モーモールルギャバン 作曲:モーモールルギャバン