「あー夏休み/TUBE」から学ぶ定番夏うたの歌詞の仕組みとは…？！人気夏うたランキングも紹介♪

「夏うた」のハッキリした定義というものは存在しないのでしょうが、言い換えれば「夏に聴きたくなる曲」「夏っぽい曲」「他シーズンに聴いても夏を思い出させる曲」のことでしょう。

そしてその判断基準は感性の問題です。楽曲や歌詞はまったく夏らしくないのに、PVが夏色全開だから「夏うた」認定できるものもあります。

一方で、PVも楽曲も歌詞も全然夏と関係ないのに夏の情景が浮かぶという曲もあるかもしれません。

それもじゅうぶん「夏うた」認定していいと思うのです。

それでもいちばんわかりやすく「夏うた」と認識できるのは、夏らしさが散りばめられた歌詞でしょう。

• 夏、夏休み、夏祭り、サマー、夏期講習、夏の終わり、ひと夏の恋
• 海、砂浜、サーフ、ヨット、ビーチ、海の家、渚、花火、蚊取り線香、波
• 蝉、蚊、朝顔、ヤシの木、人魚、イルカ
• スイカ、かき氷、モヒート、ラムネ、焼きそば、ビール
• 汗、灼熱、熱風、湿気、熱帯夜、潮の香り、太陽、塩素
• 裸足、浴衣、水着、生足、ビキニ
• 湘南、カリブ、ラテン

夏の季語を使うと夏らしさが出てくるのはもちろんですが、さらに派生させた単語を組み合わせることでより夏感を出すことができます。

やはり夏は、開放感あふれる季節です。レジャーも楽しめるし、海で自然と一体となることもできます。冷えたビールも美味しいですよね。

筆者は春夏の生ぬるい空気には消耗しがちで秋冬の冷えた空気を浴びるほうが元気になるのですが、夏の灼熱感が好きな方もいらっしゃるでしょうし、沖縄に憧れる方が多いのも事実です。

そんな楽しい夏の魅力がたくさんつまった歌詞が、「夏うた」の魅力を作り上げているともいえるでしょう。

夏うたランキングでもよくランクインしている、TUBEの「あー夏休み」の歌詞は素晴らしく季節感がたっぷりの作品だといえるでしょう。

よくそんなこと思いつくな…と感心する歌詞から、TUBEの夏への愛を感じることができますね。職人です。

それでは、「あー夏休み」と同じ90年代のヒットソングから、夏うたとして上位４位の楽曲をピックアップしてみましよう。

▼ソースとさせていただいたのはレコチョクの以下サイトです。順位の明記がないものの、おそらく１位から順番の掲載でしょう。