勝ち目のない闘いかもしれないけれど、やらずに後悔するよりはやって後悔するほうがいい。それでも父は娘を愛している、娘のすべてを守りぬく…そんな父性愛が伝わってくる歌詞です。

「遺伝」MVに豪華俳優が出演!

【子連れ孫連れ狼】

監督:髙木聡(斉藤和義「おつかれさまの国」「ウェディング・ソング」MVなど) 出演:斉藤和義(木枯らし和次郎)/大杉漣(拝一剣)/新井浩文(拝大三郎)/星流(拝大十郞)

ご覧の通り「木枯らし紋次郎」「子連れ狼」のパロディです。

大杉漣扮する拝一剣は、故・萬屋錦之介の当たり役で「子連れ狼」の主人公・拝一刀のパロディ。

新井浩文演じる拝大三郎は拝一刀の息子・大五郎のパロディ。さらにMVでは大三郎の息子、つまり一剣の孫の大十郞まで登場します。

新井浩文が大杉漣に向かって「ちゃん!」と叫ぶシーンは笑わずにはいられません。

しかしなぜかこのMV、最後はちょっと感動してしまうから不思議です。

ちなみに斉藤和義演じる木枯らし和次郎は俳優・中村敦夫の当たり役、木枯らし紋次郎のパロディ。

ちゃんと斉藤和義の「あっしにはかかわりのねぇこって」と木枯らし紋次郎のキメセリフもばっちりです。

斉藤和義が歌う親子愛


「遺伝」とはかなり衝撃的なタイトルです。しかしそこに斉藤和義が伝えたい「親子の愛」が描かれています。

そもそも遺伝の意味は「親の形質が遺伝しによって子やそれ以降の世代に伝えられること」(大辞林)です。つまり親の愛が子ども、そしてそれ以降の世代へ伝えられているのです。

遺伝とは決して遺伝子レベルの話ではなく、親が子を思う「愛」そのものを言い表しているのではないでしょうか。

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