ももクロ『空のカーテン』
ももいろクローバーがお届けする珠玉のバラード『空のバラード』。
いままでのももクロとは一味違った心に染み入るバラード曲です。
冬の肌寒い時期。
心が凍ってしまいそうなできごとがあった時。
前に進む勇気が欲しいとき。
そんなときにはぜひ聴いてみてください。
ハートウォーミングなメロディーと歌声に心が温まるはずですよ。
聴いていると心の鼓動が止まらず、ドキドキと胸が高鳴る名曲。
『空のバラード』の魅力は、冒頭からすでにたっぷりと感じられます。
れにちゃんの歌い出しがいい!
特にリスナーをすっと引き込むのが高城れにちゃんの歌い出し部分。
アイドルになるまでは自分に自信がなかったというれにちゃんですが、この曲では奥深い歌声を披露。
出だしからすでに曲にリスナーの心を引き込む力強さがあります。
この歌い出しを聴くだけで、この曲いい曲かも!と思えるのです。
歌詞には「冬」を連想させるワードも並んでいます。
冷え切った心に突き刺さる!
冬の手足が冷たくなるほど寒い季節。
考えるのはどうやって体を温めようかということでしょう。
そんなときは、まずはあなたの心を温めてみてはいかがでしょうか?
寒い冬空に染みわたるももクロのバラード曲『空のカーテン』を聴くと、冷え切った心が温まるはず。
すると寒さなど忘れてしまうかもしれません。
それではさっそく、涙の出る歌詞の意味を紐解いていきましょう。
歌詞の意味を解説!
あー今日も失敗しちゃったな…
昨日の失敗は
お茶の中に入れて飲んでしまおう
朝のニュース消して 扉開けた
さあ 歩き出そう
出典: 空のカーテン/作詞:高橋久美子 作曲:横山克
主人公は女性でしょうか?
昨日は嫌なことがあったのかもしれません。
嫌なことがあっても、そこで立ち止まることはできません。
どうしてあんなことしてしまったんだろう?と考えるひまなどないのです。
また明日は来て、また今日もどこかに向かわなくてはなりません。
向かった先はどこでしょうか?
ホッとできる場所があった
「おはよ」教室前
あの子の声いつもの顔
何千年経っても変わらないで 約束だよ
こんな日々が ずっと 続くように
出典: 空のカーテン/作詞:高橋久美子 作曲:横山克
向かった場所は学校でした。
嫌なことがあった日は、世界が変わってしまったような気がするものです。
普通の日々が一転して地獄に落ちてしまったような。
そして自分ひとりだけが地獄にいるような。
しかしいつもの場所にはいつもと変わらない笑顔がありました。
嫌なことがあった日、次の日は仕事にも学校にも行きたくなくなりますね。
そしてきっと仲間にも落ち込んだ自分を受け入れてもらえないんじゃないかと不安になります。
それでも職場や学校で、いつもと変わらない笑顔があったとき。
とてもホッとするのではないでしょうか?
自分が安心できる場所は、いつも変わらない場所。
そしてその場所にいつも変わらない人がいること。
それだけのことなのに、心底安心するのです。
明日も頑張ろうかな…
いくつもの冬を繋ぐ 空のカーテン
晴れのちため息 白く上っていく
回り回るよ地球は
心配ないさ 進め 君は君だ
出典: 空のカーテン/作詞:高橋久美子 作曲:横山克