まだ大人になりきれていない、でももう子供とは言えないような時期。
主人公はきっと思春期の時期を迎えているのでしょう。
大人になったらできないことはたくさんあるはず。
だからこそ今を精一杯生きたい。
そんなパワフルな気持ちが伝わってきます。
「図書室」という言葉の響きがノスタルジックですね。
いつだって季節は巡ってくる。
でも、心の痛みが始まったり終わったりするのはいつだっていつの間にか。
誰かが教えてくれたら楽なのに、そんなことは誰にも知ることができません。
いつになっても大人になりきれないようなどうしようもなくむずがゆい感情が表現されているように感じます。
大人だって、心の痛みの始まりや終わりなんて分からないのですが。
間違ってもいいんだよね
交差点で どっちに行けばゴールなんだろ
大丈夫さ 行き止まり そんときゃ
引き返してまた始まればいい
出典: 空のカーテン/作詞:高橋久美子 作曲:横山克
そして歌詞のクライマックスともいえる素晴らしい歌詞部分に突入します。
交差点というのは人生の分かれ道のことでしょう。
人生で、どちらに行けば目標に達することができるのか、分かる人はいますか?
今の主人公にはよく分からないようです。
でも立ち止まらず、とにかく前に進み続ければ大丈夫。
迷子になったらまた引き返してやり直せばいい。
道が分からなくても、とにかく前に進むことが大切なのだと教えてくれているようです。
道に迷いそうになったとき、失敗してしまったとき、この曲を聴いてみると心が癒されるのではないでしょうか。
『空のカーテン』は、前に進む勇気をくれる曲。
最初から最後まで聴いてみると、失敗をしても空を見ながら突き進もうという前向きなパワーが伝わってきます。
あなたも辛いとときに聴いてみてください。
きっとハートウォーミングな歌詞や曲調が、冷え切った心を溶かしてくれるはずですよ。
最後に
ももいろクローバーZの切ない冬のバラード曲『空のカーテン』。
歌詞を紐解いてみると、とてもポジティブな世界観に驚かされました。
失敗をしても落ち込まないでいられるような素敵な歌詞でした。
実は歌詞を書いているのはチャットモンチーのドラマー高橋久美子さん。
この曲が心に染みたと感じた方はチャットモンチーの『染まるよ』もチェックしてみてください。
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