純愛の美しさと尊さ

MONGOL800【月灯りの下で】歌詞の意味を徹底解説!月灯りの下で誓ったのは?ピュアなラブソングの画像

今回紹介するMONGOL800『月灯りの下で』は、『あなたに』や『小さな恋のうた』と並ぶ名曲

大切な人を守りたいというまっすぐな歌詞に胸を打たれることでしょう。

何があってもずっとあなたの傍にいる。

こんな風に人を愛することができたなら、それだけで生まれてきた意味が分かりそうです。

この曲は何か特別な出来事が描かれているわけではありません。

それにも関わらず聴いた後に感動で胸がいっぱいになるのは、1つ1つの言葉がどこまでも純粋で汚れがないから。

純愛の美しさと尊さを改めて感じさせてくれます。

嘘偽りのない愛の言葉は、どんな宝石よりも価値がある。

この曲で歌われている2人は、互いの愛情だけでこれ以上ないほど満ち足りた気持ちになることができます。

それはきっと世界で1番幸せなことと言っても過言ではないのでしょうね。

「僕」と「あなた」の純愛物語

それではさっそく純粋でまっすぐな愛の言葉が綴られている歌詞について解説していきます。

この曲の主人公「僕」と、その恋人である「あなた」。

2人の純愛にきっと胸が温かくなることでしょう。

深まる愛情

いつからか 僕の頭の中に あなたがいる
出会った頃とは違う 何かがある

出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作

主人公と「あなた」は、それなりに長い付き合いがあるようです。

しかし出会った時と今では確実に何かが変化していると、主人公は言っています。

どうやら主人公は、日常生活の中でも無意識のうちに「あなた」のことをよく考えている様子。

出会った時と今とで変わったのは、「あなた」のことを想う時間が長くなったということではないでしょうか。

付き合い始めのカップルが、四六時中お互いのことを考えてしまうというのはよくある話です。

けれど相手のことを知っていくのに従って、日常的にはあまり互いのことを考えなくなる...なんてこともあります。

その点、この曲の主人公は違います。

相手のことを知れば知るほど、「あなた」を想う時間が増えていく。

それはつまり、「あなた」に対する好きという気持ちが日に日に大きくなっているということでしょう。

付き合いが長くなるほど愛が深まっていくなんて、まさに理想の関係ですね。

奇跡に溢れている

永遠を信じられる相手と出会えること。

それは奇跡と呼べる出来事です。

この曲はありふれたラブストーリーのようで、同時にたくさんの奇跡に溢れた曲ともいえるでしょう。

これからもよろしくね

二人で笑い 歩んできた道
これからもずっと よろしくね

出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作

非常にシンプルな歌詞ではありますが、胸にじーんとくるものがありますね。

過去を振り返ると、そこにはいつも「あなた」の笑顔があった。

笑い合いながら隣を歩いていける関係だったからこそ、この2人は上手くいっているのでしょう。

恋人とずっと仲が良いというのは、実は難しいことだったりします。

好きだからこそ相手の欠点が許せなかったり、本当の自分を知られるのを恐れたり...。

そういったことが主人公と「あなた」にはまったくなかったようですね。

相手の良いところと悪いところ。そのすべてを受け入れて愛する。

当たり前のようにそれができる2人の未来は、きっと温かな陽だまりのような光が射しているはずです。

「よろしくね」この飾らない一言に、恋人への愛おしさが溢れているのが分かります。

この言葉を言った時も、2人は幸せそうに笑い合っていたのでしょうね。

この想いは変わらない

たくさん心配かけてるけれど
変わらぬこの思い 受け止めて強く抱いて

出典: 月灯りの下で/作詞:上江洌清作 作曲:上江洌清作

自分を心配してくれる相手がいるというのは決して当たり前のことではありません。

それをよく分かっているから、この曲の主人公も「たくさん~」という言葉を前置きに入れたのでしょう。

この先もきっと自分は「あなた」に心配をかけてしまうだろう。

それでもずっと傍にいてほしい。

主人公の一途な想いが微笑ましくもあり、感動的でもあります。

「あなた」への想いが変わることはあり得ない。

それは「あなた」の主人公に対する想いも同じなはずです。

相思相愛の2人は主人公の告白の後、互いをきつく抱きしめあったことでしょう。

想像すると、こちらまで幸せな気持ちになれますね。

ずっとピュアなままで