バンド初心者の曲選び
ギターやベース、ドラムなどの楽器を始めて、メンバーを探してバンドを組む…学園祭や学生向けのコピーバンドのイベントなどに向けて練習を始める…そんなバンドライフの始まりは、楽しくてワクワクしますよね。
しかし、そうやって初めてのバンドを組んだはいいものの、どんな曲を練習すればいいか、どんな基準で曲を選べばいいか分からなくて困っている人も多いでしょう。
初心者向けの曲に出会えず、演奏の楽しさに触れられないことが、多くの人が楽器やバンドを始めても長続きせずやめてしまう理由のひとつでもあります。
バンド初心者がやる曲には、各パートが難しすぎない曲で、知名度があって、演奏して楽しくてイベントでも盛り上がりそうな曲で…といった条件が求められますよね。
バンド初心者におすすめの曲・邦楽編
MONGOL800「小さな恋のうた」
最初に紹介するのはこちら。MONGOL800の「小さな恋のうた」です。初心者バンドの定番の練習曲として、おそらく一番有名な曲ですね。
ドラムのリズム、ベースのフレーズ、ギターのコード全てがシンプルで、それでいてキャッチーでかっこいい曲調なのが特徴です。
ボーカルとコーラスの絡み合いも聴いていて気持ちいいですよね。
10代~40代くらいまでの多くの人が知っている曲なので、そのままライブで披露しても盛り上がりが期待できます。
最初の練習曲にぴったりの名曲です。
DOES「曇天」
DOESの「曇天」といえば、アニメ「銀魂」の主題歌として有名な曲ですよね。
この曲も、初心者バンドが合わせやすい定番の曲として知られています。
パワーコードをくり返すギターとルート弾きのベース、シンプルな8ビートのドラムと基本的な演奏方法だけで構成されていながら、疾走感溢れる曲調でテンションが上がりますよね。
学園祭などで盛り上がること間違いなしです。
KANA-BOON「ないものねだり」
KANA-BOONの代表曲「ないものねだり」は、軽快でキャッチーな曲調が魅力のノリやすい曲です。
4つ打ちのドラムとリードギターのところどころに少し練習が必要な部分がありますが、全体的にはノリ重視で演奏できます。
どうしても難しい部分は少し簡略化しても、曲自体がアップテンポなので十分楽しくて盛り上がれるでしょう。
ELLEGARDEN「風の日」
爆発的な人気を誇ったELLEGARDEN。今の20代~30代の人にとっては青春を思い出すバンドだという人もいるでしょう。
そんな彼らの代表曲「風の日」は、少し切なくて疾走感のあるロックナンバーです。
実はどのパートもシンプルな演奏で構成されているので、初心者におすすめの曲です。社会人になって楽器を始める人は、思い出のバンド・ELLEGARDENの曲が実は意外と簡単に弾ける!ということでやる気が出るのではないでしょうか。
リードギターは少しテクニカルな部分もありますが、上手く弾けたら達成感がありますよ。