輝かしい未来が待っている
どこまでも果てない 強く輝く未来には
重ね合った2つの願い(あの日のような)
君だけに捧げたい 変わらないこの気持ちを
いつか2人で 叶えられるまで
出典: ECHO/作詞:SHIKATA 作曲:MATS LIE SKARE、SHIKATA
ここでは過去にも同じような経験があったこと(あの日)を思い出しているようです。
これはどういう意味なのでしょうか。
2行目の意味は、自分と「君」との願いが共通するものであると考えられます。
つまり、括弧の言葉が意味しているものは願いが共通であることに気が付いた「あの日」ではないでしょうか。
自分だけが願っていると思っていたことが、実は「君」の願いでもあったーー。
その衝撃と事実によって1行目のような未来が想像できたのかもしれません。
変わることのない確かなものが彼が見ている「未来」にはあるのでしょう。
それはまるで「君」に対する気持ちのように。
今自分が感じている気持ちは100%そのまま「君」に向けたい、そんな一途な気持ちが感じられます。
誰も邪魔できないくらいの強く真っすぐな愛。
彼は心に誓います。2人の願いが叶うそのときまで彼女を愛し続けようと。
幸せは一緒に掴むんだ
1つ1つと上っていく幸せへの階段を
心の鐘を鳴らす場所は そこにあるから
穏やかな空のような 優しい光が差し込む
君と僕がいるから 寂しいなんて思わない
出典: ECHO/作詞:SHIKATA 作曲:MATS LIE SKARE、SHIKATA
ここで前述に出てきた「響く」ものは何なのか、その答えになりそうなワードが出てきます。
それは、2行目に綴られている「鐘」。
1、2行目は柔らかい風がここちよく、辺り一面があたたかな光に包まれているようなイメージができます。
そこには光へと続く階段があり、辿り着いた先に美しい音色を奏でる「鐘」があるのです。
そんな情景が目に浮かぶようではありませんか。
そしてこれを主人公は「幸せ」と表現していますね。
辺りには何もなくて、「君」以外にはだれもないけれど、それでも十分幸せなのです。
「幸せ」という抽象的なものを具現化しているようで、その光景が目に浮かぶよう。
幸せだと感じている時、この鐘が彼の心の中で鳴り響いているのではないでしょうか。
この歌詞が意味するのは、「君」がいれば必ず幸せになれる。
2人で幸せをつかみ取るんだという想いの表れではないでしょうか。
過ごす日々がかけがえのないものだから
忘れないでいよう
何気ない今日も
出典: ECHO/作詞:SHIKATA 作曲:MATS LIE SKARE、SHIKATA
この2行からは、愛おしい日々を大切に想う気持ちが伝わってきます。
当たり前の毎日の中で、何かに感謝したり感動したりすることもなくなってしまいがち。
どんなことがあってもその出来事に意味があるとは考えることさえしないでしょう。
しかし、毎日を過ごせることが本当はどんなにすばらしいことか…。
そのことに主人公は気づいたのです。
「君」との幸せな日々はかけがえのないものだから。
流れに身を任せたって大丈夫
どれだけの心で 君を受け止められるだろうか?
わからないときもあるけど(感じるままに)
数えきれない夢を 溢れる涙をくれた
君と2人で まだ見ぬ明日へ
出典: ECHO/作詞:SHIKATA 作曲:MATS LIE SKARE、SHIKATA
一瞬だけ1行目だけを切り取ってみると主人公の不安な気持ちが吐露されたようでもありますね。
しかしそれもすぐに払拭されます。
何故ならその不安よりも勝る程の愛情を「君」が与えてくれているから、です。
3行目からその愛の大きさが伝わってくるのではないでしょうか。
主人公が「君」と出会ったことで人生が180度変わるくらいの意味のあることなのです。
想像するに、例えばそれは一緒に旅行に行くことかもしれません。
美味しいものを食べにいくことや、2人で何かをすること。
そんな些細なことも主人公にとっては「夢」といえるものになっていったのでしょう。
この小さな夢を集めていくことをこれからもずっと続けていきたいと思っているはず。
そしてこれからやってくる2人の未来のために、彼は不安を払拭したのです。
流れに身を任せ自分の心が感じるものを信じていこう、そんな思いが伝わってきます。
君への想いは永遠だから
誰よりも君を
1粒の涙に誓った あの日々は
消えることない やすらぎになり
時間(とき)を越えて
かけがえのないもの
誰より愛していこう I wish forever
あの日見た空は忘れない
出典: ECHO/作詞:SHIKATA 作曲:MATS LIE SKARE、SHIKATA