X JAPAN「Tears」
収録アルバム
「Tears」が収録されているのは、お馴染みのアルバム「DAHLIA」でございます。
今回も例にもれず他の収録曲を解説させてくださいませ。最低限にとどめますが、すっ飛ばしてくださっても構いません。
1曲目はアルバムタイトル曲で、のっけから刻みまくりのリフにノッて大疾走いたしましょう。しかし続くメロは徐々に哀愁のメロと変わっていくところが痺れるポイントです。
ちなみに筆者がXの楽曲でいちばん好きなのは、即答でこの「DAHLIA」です。どこを切り取っても完璧ですし、激しくも哀しく、しかし退廃的な部分やシリアスもあり…と、美の要素をかき集めてギュウギュウにつめこんだような作品ですからね。
2曲目は「SCARS」。HIDEさん節全開でちょっとエッジィな作品です。ソロも抜群にカッコイイ…!
4曲目「Rusty Nail」も早く歌詞の解説をしたくてウズウズしておるのですが…。しばしお待ちを!
ほかにも「White Poem Ⅰ」や「DRAIN」なんかも個人的に好きですねー。もちろん全部いいんですけどね。
動画はこちら
この動画バージョンはピアノのソロ部分がかなり長めにたっぷりとられていますね。そしてYOSHIKIさんとToshIさんのツーショットがさらに涙腺をつついてきますね…。
原曲ではシンセサイザーばりばりのイントロから、したたかで芯がありつつも繊細なピアノ音とToshIさんの絹糸のような歌声が続きます。一度聴いたら忘れられない不思議なインパクトのあるバラードといえましょう。
最初だけ日本語で、あとは全部英語の歌詞というのが好奇心をくすぐりますね~ニクい!
ギターソロも思いっきり泣いていますね、こちらの涙腺も危うくなります。
HIDEが最も愛した曲...!?
Wikiによれば「Tears」はHIDEさん、そしてToshIさん、さらには小泉元首相までもが最も愛した曲だそうです。
小泉さんに関しては、選挙に涙はアカンからという理由で「Tears」にしたかったテーマソングを「Forever Love」にチェンジした、という当時のニュースを今でも覚えています。
この3人がもっとも愛した曲、という事実は意外でしょうか、納得でございましょうか?
筆者的には納得です。という筆者がXの楽曲のなかでもっとも愛し思い入れがあるのは、「DAHLIA」ですが…。
歌詞の意味と和訳
どこに行っても孤独
何処に行けばいい 貴方と離れて
今は過ぎ去った 時流に問い掛けて
長すぎた夜に 旅立ちを夢見た
異国の空見つめて 孤独を抱きしめた
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35230
「何処に行けばいい」=「何処に愛を求めればいい」ということでしょう。
また、「長すぎた夜に」=行き場がなくお先真っ暗でどうすればいいかわからない状態、と捉えてみましょう。
しかし旅立ってみたものの、ただ孤独が募るばかり。拠り所となる人がいない限り、孤独はついてまわってきます。
DRY YOUR TEARS WITH LOVE
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35230