Fear, and Loathing in Las Vegas
神戸出身、今年2018年で結成10周年を迎えるFear, and Loathing in Las Vegas。
長いバンド名なので、ここから先は一応公式の略称となっている、単語の頭文字とひとつずつ取ったFaLiLVで統一しますね。
公式の略称は確かにこのFaLiLVなんですが、実はもっと面白い略称もあるんです。
このバンド名、長いし、英語だし、なんだかはっきりよくわからない、印象に残るのは最後の”ラスベガス”。
だからでしょうか、「なんちゃらラスベガス」という別名があるんですよ。
公式が認めてるのかどうか定かではありませんが、昨年2017年の10月にリリースされた5thアルバム『New Sunrise』の宣伝では、なんとこの「なんちゃらラスベガス」が使用されていました。
なんちゃらラスベガス!?
きっちり突っ込むあたり、さすが関西人ですね(笑)。
でも、なかなかインパクトがあっていいと思うのは私だけでしょうか。
まあ確かに、上の渋谷の広告に関しては特に、あんなに大きく正しいバンド名よりもアルバム名よりも「なんちゃらラスベガス」とありますよね。
それしか印象に残らない、というか……。
「なんちゃらラスベガス」が印象深過ぎて、他の内容が目に入らないというか……。
ツッコミどころ色々満載ですが、そういうところも彼らの魅力の一つですね。
「Starburst」
今回お届けする「Starburst」は、2015年にリリースされた4thシングルです。
オリコン週間シングルチャートは6位。
シングルはCDのみの通常盤とDVD付きのものと2形態で販売されましたが、どちらも数量限定となっていました。
このDVD付きのプレミアム盤ですが、DVDの収録内容が凄く豪華だったんです。
何と、2014年に行われたライブの模様をフル収録。
シングルに付属するDVDでライブを完全収録しているものって、中々ないと思いませんか?
しかも記念すべき、地元神戸にある神戸ワールド記念ホールで行われたバンド初となるワンマンライブです。
このワンマンライブは、当初、アーティストの憧れの会場の筆頭、アーティストの聖地ともいえる武道館で行ってはどうか、という話があったそうです。
それでも、せっかく地元にいいホールがあるのだし、初のワンマンは地元でというメンバーの強い希望によってこの会場での開催となったとのこと。
とても彼らが地元を大切に思っていることが、よくわかるエピソードですね。
この後2016年には、遂に武道館にて関東では初(全国では3回目)となるワンマンライブを行っています。
4thアルバム『Feeling of Unity』収録
「Starburst」は、同年リリースされた4thアルバム『Feeling of Unity』にも収録されました。
このアルバムにはアニメ『寄生獣 セイの格率』オープニングテーマに使用された3rdシングル「Let Me Hear」、PCオンラインゲーム『CLOSERS』のテーマソングの「Cast Your Shell」なども収録。
オリコン週間アルバムチャート2位を記録、自身最高位を獲得したアルバムとなりました。
MV
約400人のエキストラと撮影したというMV。
大迫力のライブの様子が再現されていますね。
この曲は、ライブの定番曲となるような、キラーチューンとなることを狙って創られたということ。
確かにサビはシンガロングしやすく、ガンガンにノリもよく盛り上がれる曲ですね。
「starburst」の歌詞
There is one thing to tell you all; listening to this lively song
“Raise your face now, raise your voice, and dance crazy
Oh through this night!” Yeah!
出典: Starburst/作詞:Fear, and Loathing in Las Vegas 作曲:Fear, and Loathing in Las Vegas
みんなに言っておきたいことがあるんだ、この陽気な歌を聴いてくれよ
”さあ、顔を上げて、声を出して、狂ったように踊ろうぜ
一晩通してな!”ほら!