もう心配性 気が狂いそう
いっそこのままふたりだけの世界を生きてたいよ
そしたらきっと 更なる一歩
ずっと見ていたいよ 君の全部を
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
君の笑顔や仕草、愛おしい声も僕だけのものになればいいのに。
この場面の歌詞には、君のことが好きすぎておかしくなってしまうという心情を感じます。
1行目の歌詞では、魅力的な君だから他の男が黙っていない!と思う様子です。
どうしよう、他の人に告白なんてされてしまったら…。
僕に勝ち目なんてないんじゃないか?と心細くなっているのでしょう。
2行目からは「僕と君しかいない世の中になればいいのに」と望んでいます。
そんな世の中になれば、もう少し勇気が出せる気がするのに。
朝から晩まで、君の全てを感じていたい。
3〜4行目の歌詞では、このような意味を感じます。
ここの歌詞は、君への思いが暴走しているように読み取ることができる場面です。
これからもずっと
果てしない今日からの日々を
過ごそう 作ろう 守ろう
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
上記歌詞「魅力的な君だから」にあった不安は消えません。
しかしこの場面からわかるのは、君とのこれからをポジティブに考えているということです。
別れることを前提に恋人になったわけではないので、君との時間を大切にしようと考えます。
そのような前向きさが読み取れる場面です。
一緒にいるうちに
あの頃はぎこちなくて
声をかけたのは僕の方から
「一緒に帰ろ」ってたった一言すら
裏返ってしまう
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
きっかけは僕から。
でも恥ずかしいところを見られてしまった。
これは、思い出すと少し落ち込んでしまうような僕と君の初めてのエピソードです。
ぎこちなくて、話すことすらままならない様子だったのでしょう。
それは穴があったら入りたいと思ってしまうほど。
この時の僕の様子を君はどう思ったのでしょうか。
何気なく過ごせているのかな
『格好悪いところ嫌いじゃないよ』って
悪戯に笑う君とも今では
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
1行目は上記「あの頃はぎこちなくて」にあった恥ずかしいエピソードの君からの感想。
君は、僕を受け入れてくれたのです。
こんな姿を見せてしまった僕のことを引くことなく笑ってくれた。
君のそんな表情に僕はとっても救われたのでしょう。
そして2行目で月日が流れ緊張することも少なくなった2人の様子がわかります。
一緒にいることが当たり前になって、まるで家族みたいに接することができるようになったのです。
たまには喧嘩もするけれど
ずっと楽しいことばかりじゃないけれど
それも愛じゃないかな 危ない時もあるけれど
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
僕と君は全てが同じ人間ではありません。
性別だって育ってきた環境だって違います。
いくら仲がいいからといっても意見が食い違うことだってあるのです。
それだけたくさん話をして、相手をわかろうとしているのでしょう。
この楽曲では、そんな2人の関係も愛ゆえなのだと表現しています。
しかしその言い合いがエスカレートして、つい言い過ぎてしまうこともあるようです。
この場面は、大好きだけれどたまには喧嘩もするんだという2人の関係が読み取れます。
君も僕も同じで
不器用なのはお互い様で
口ベタな所もその分たくさん話せば良いよ
それもふたりに必要な時間でしょ?
出典: 結/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog