あざとい写真が
様になるムカつくね
イイねが増えてく
やるせなさが溜まるね
先にやられてしまう
悔しいけどおもろい
戦い続けて
試行錯誤して
出典: The band/作詞:ヤマサキセイヤ 作曲:キュウソネコカミ
流行りという観点からSNSを思わせる言葉が出てきます。
苛立つ感情も彼らにとっては歌のネタになるのでしょう。
同じような系統の音楽を作るアーティストは沢山います。岡崎体育さん、ゴールデンボンバー、ヤバイTシャツ屋さんなど。
同じように面白いことを追い求めているからこそ、聴いていて面白いと感じてしまうのです。悔しさも感じてしまいます。
ロックバンドでありたいだけ
ロックバンドでありたいだけ
悲しみも憂いも紛らわせて
ぶっ飛ばしてやるよ
ライク ア ヒーロー
ライブハウスはもう最高だね
ライブハウスはSo最高だね
安定と不安定が混ざり合う
心の底からぶち上がりたいんだ !!!
出典: The band/作詞:ヤマサキセイヤ 作曲:キュウソネコカミ
”ロックバンドでありたいだけ”というパワーワードがサビに出てきます。これこそが本当に彼らが伝えたかったことです。
自分の好きなバンドをやるためには手段を選べないし、常に新しいことに挑戦しなければいけません。
コミカルな歌詞を歌っていても本当は陰でバンドのことばかりを考えています。
良いことがあっても悪いことがあっても日常生活の全てがバンドに直結しているのです。
「NO MORE 劣化実写化」「サギグラファー」「ビビった」など、どれもヤマサキセイヤさんの日常から出来た歌でしょう。
ライブをするため、バンドをするために本当は沢山の努力をしています。
楽しそうに見えていてもその歌に努力があることを忘れないでいてほしいです。
終わりに
キュウソネコカミの原点
キュウソネコカミの「The band」を紹介させて頂きました。
この曲で歌っていることがキュウソネコカミの本質だと思います。
更に新しいことを求めて全く違う音楽性になるかもしれません。ですが、彼らの原点はここにあるのでしょう。
ロックバンドでありたいという思いが強くある以上、キュウソネコカミ自身が変わることはありません。
最初は”何なんだこのバンド”と思っていましたが、聴いていて楽しいです。悔しいくらい面白い曲が沢山あります。
その独創性を貫いてこれからもロックンバンドとしてあり続けて欲しいです。
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