Type-A.Bにもそれぞれ違ったカップリングが収録されており、そのどれもが素晴らしい楽曲となっていますが、そんな中で何故『他の星から』が話題になっているのでしょうか?
MVと共にその真相に迫っていきましょう。
『他の星から』のMVに注目。歌っているのは誰?
『他の星から』を歌っているのは以下の7人です。
アーティストは?
他の星から
(センター:西野七瀬)
伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、中田花奈、西野七瀬、若月佑美
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ガールズルール
センターを担当しているのは、「乃木坂46」でも多大な人気を集めている西野七瀬です。
井上小百合や斉藤優里、桜井玲香といったメンバーも乃木坂46ではおなじみのメンバーで、『他の星から』では安定感を醸し出していますね♪
1期生のメンバーによって構成されたユニットということもあり、ファンからは根強い人気を誇っています。
現在ではこの楽曲を披露していたメンバーのほとんどがグループを卒業してしまいました。
そのため、オリジナルメンバーでの披露は難しい状況です。
これからは2期生以降のメンバーがこの楽曲を引き継いでいってくれることを期待しましょう。
『他の星から』MVの魅力について
本曲のMVは宇宙や重力をテーマにしているのが特徴的で、西野七瀬が空中に浮かぶ謎の惑星を発見する中で様々なものが無重力状態になるというストーリーです。
ギターによって彩りを与えられたポップが流れていく中で、西野七瀬や桜井玲香らの周囲が無重力状態になっていく映像は普段人間が無意識に感じる重力の抑圧的な部分を感じさせますね。
この映像を作った本当の意図には、人に対しての潜在性や自由性が発揮された時へのある種の期待のようなものが込められているようにも感じられますね。
重力というものが失われるという表現も、自分自身を縛るものから解放される様子を想起させます。
部屋の中で楽しげに浮遊しているメンバーの姿からは、そんな状態を楽しんでいるのだということが伝わってきます。
このMVから感じるSF的な感覚というのは、楽曲の歌詞の世界観にも繋がっていくものです。
それでは次は早速、その歌詞の意味について見ていきましょう。
親しみやすいダンスチューンの裏に隠されたSF的要素
なんだか様子がおかしい
飯田橋の
駅を降りて気づいた
いつもと同じだけど
私にはわかるんだ
昨日までの
地球とは違うこと
街の作りも(人々も)
ジオラマみたい
出典: 他の星から/作詞:秋元康 作曲:Sugaya Bros.,松村PONY
まず冒頭の歌詞で、主人公は世界の様子がおかしいことに気づき始めます。
駅を降りて周りを見渡すと、世界がまるで作り物のようになってしまっている。
外見上は今までと同じでありながら、どこか違和感を感じ取っているのでしょう。
主人公にとっては毎日訪れる見慣れた風景だからこそ、そのことに気がついているのだと考えられます。
普通であれば戸惑うところですが、主人公にはそんな様子は見受けられません。
至って冷静に現状を受け入れています。