「今日、好きになりました。夏休み編」を盛り上げたテーマソング

足立佳奈【ひとりよがり】歌詞の意味を解釈!あいまいな恋ってどんな意味?何も言えなかった僕の心情に迫るの画像

足立佳奈さんが2019年8月21日にリリースしたシングル「ひとりよがり」

この楽曲は、恋をしている時の切ない気持ちや、相手に対する愛しさや感謝の気持ちが歌われている甘酸っぱいラブソングになっています。

足立佳奈さんが初めて作った"夏の恋をテーマにした歌"であり、夏の夕暮れを彷彿させるようなちょっぴり物悲しい曲調が印象的です。

実はこの楽曲、AbemaTVの番組「今日、好きになりました。夏休み編」で起用されている作品でもあります。

「今日、好きになりました。」といえば、大人気恋愛リアリティーショー。

初めて会う男女の高校生たちが2泊3日の旅行を通して恋に落ちていく様子を収録した、非常に甘酸っぱい恋愛番組となっています。

短い旅行期間中に見事カップルになることもあれば、振られてしまったり、三角関係になることもあるこの番組。

そんな揺れ動く高校生たちのひと夏の恋を盛り上げてくれる楽曲が、この「ひとりよがり」なのです。

ひと夏の恋を描いた美しいMVをチェック!

歌詞を紹介するまえに「ひとりよがり」のMVについてもぜひチェックすることをおすすめします。

このMVは、ひと夏の恋を描いた切なくも美しい映像作品となっているのです。

ある男女の夏の思い出を振り返るような映像。

そして、切ない表情を浮かべながら別々の電車に乗る2人の姿は、見ているだけで泣けてきますよ!

のどかな夏の田舎道やホーム、海、花火など、夏らしさを感じることが映像もたくさん登場します。

この楽曲で描いている世界観を堪能できるMVとなっているので、上記の動画をチェックしてみてください。

「僕」が抱える切ない気持ちに迫る…!

足立佳奈【ひとりよがり】歌詞の意味を解釈!あいまいな恋ってどんな意味?何も言えなかった僕の心情に迫るの画像

それでは「ひとりよがり」の歌詞について、詳しく紹介していきましょう。

恋愛にはさまざまな形があります。

両想いでそのままゴールインするカップルがいる一方で、片思いのまま切ない終わりを迎えてしまうカップルも存在するのです。

「ひとりよがり」は、そんな"付き合いたいけど付き合えない切ない想い"を歌った作品となっています。

この歌詞の主人公である「僕」は、一体どのような恋をしているのか。

想いを寄せている「君」に対して、どんな気持ちを抱いているのか。

さっそく見ていきましょう。

1番の歌詞

また君に会いたいけど…

君と過ごした日々の思い出たちが
夏の空にゆらゆら浮かんで消える
またきっと 会えるよね
ひとりでそっとつぶやいた

出典: ひとりよがり/作詞:足立佳奈・Carlos K 作曲:足立佳奈・Carlos K

主人公は、夏の間に君とたくさんの思い出を作ったのでしょう。

楽しかった思い出を振り返っている様子がここでは描かれています。

しかし「浮かんで消える」といっているので、この恋は儚く消えてしまう…と思っていることが読み取れますね。

それでも、主人公はこの恋を完全に諦めることができません。

また君と会って、これからもたくさんの思い出を作りたいと願っているのです。

でも、また君に会えるという確証はないのでしょう。

だから「会えるよね」といった"確認するような言葉"を呟いたのだと思います。

最高に楽しい時間を過ごした2人

手をつないで走った
ずっと離したくないと
砂に残る足跡
まだ終わらないで夏

出典: ひとりよがり/作詞:足立佳奈・Carlos K 作曲:足立佳奈・Carlos K

主人公は君と手を繋ぎ、砂浜を走った時のことを思い返しています。

大好きな君と手を繋ぐ時間は最高に幸せで、この時間が永遠に続けばいいのに…と願いました。

しかし、そんな主人公の願いが届くことはなく、楽しい時間はあっという間に終わりを告げてしまったのです。

砂浜のうえに残した2人の足跡。

でも、砂浜のうえにあるため、時間が経って波がきたら、一瞬で消えてなくなってしまいます。

まるで、2人の恋の終わりを描いているようで、とても切ない表現ですね…。

あいまいな恋とは?

会いたいな 何度でも
会えないの? もう二度と
教えてよ 本当の
君の気持ちを
あいまいな恋なんて
バカみたいだな
忘れない 忘れられない
このまま時が止まればいいのに

出典: ひとりよがり/作詞:足立佳奈・Carlos K 作曲:足立佳奈・Carlos K