すべては今、そして未来につながっている
これまでを振り返れば
浮かぶ笑顔や涙
こんなに震えるほど写し出す
これが僕自信の未来へ繋がると
信じてる
僕だけのHOME
信じているから
出典: HOME/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太
振り返ってみると家族、友人、恋人の笑顔や涙が思い浮かぶけど
まるで昨日のように、そしてすぐそこにいるようにはっきりと色濃く思い出すことができる。
その思い出があるからこそ、その日々があるからこそ今の自分がいて、そして未来へ繋がっていく。
間違ってなかったって信じている、それが自分だけのHOMEだと。
思い出に浸り、立ち止まっているわけではなく着々と未来へと、広がっていく様子に胸が熱くなる歌詞です。
徹底的にこだわった「日本語」の歌詞
清水翔太は以前から「できるだけ英語を使わない」と公言しています。
R&Bのリズムに日本語を乗せるのはとても難しいのですが、日本人として日本語で「いいもの」を伝えたいという強いこだわりがをデビュー当初から様々な方面で公言しています。
そのこだわりを感じられるのが、韻の踏み方。
実は日本人はこの韻を踏む、言葉を重ねるということが大好きという、昔ながらの民族性というか文化があること、ご存知ですか?
古くは万葉集、短歌、俳句が時代を彩っていた時までさかのぼります。
ひとつの言葉にふたつの意味を持たせることや、最後の言葉をそろえるといった技法、日常でもよく見かけますよね。
ですがそれを歌詞に、それもしっとりとした曲に乗せると並大抵ではないことです。
そうやって試行錯誤で選んだ分かりやすい日本語、伝わる日本語が余計わたしたちの胸に刺さるのかもしれません。
R&Bとポップスが融合した、画期的なメロディー
清水翔太のファンにはR&Bをこよなく愛する層と、歌の世界観を大切にしたいポップス好きな層の両方が存在しますが、それこそが清水翔太がいかにすごいアーティストなのかを証明しています。
バックボーンであるゴスペル、そこにとことんこだわった日本語の歌詞を乗せることは彼にしかできません。
だからこそどちらのファンも心動かされ、共感できる清水翔太の強みがここにあります。
まとめ
進学や進級、就職などで環境が変わったり、地元を離れたり……。
わたしたちはいくつもの出会いと別れを繰り返して、自分の居場所を見つけていきます。
そんな中でふと、昔を懐かしんだり、戻れないと分かっていながら戻りたいと思うことがありますが、その思い出自体がわたしたちの未来につながっていくということを優しく教えてくれる曲です。
理想と現実のギャップに弱くなっているとき、夢を追いかけている途中に一番の応援歌としておすすめします。
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