石崎ひゅーい「花瓶の花」

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待望のリリース

「花瓶の花」は、2016年5月18日にリリースされた石崎ひゅーいの2枚目のアルバムです。

今回、取り上げるのはそのアルバムに収録された同名の楽曲です。

アルバムに収録されたのは、タイアップを獲得した曲も含め、全10曲です。

1. ピーナッツバター
2. 星をつかまえて
3. メーデーメーデー
4. 僕がいるぞ!
5. トラガリ
6. カカオ
7. 花瓶の花
8. 泣き虫ハッチ
9. オタマジャクシ
10. 天国電話

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%8A%B1%E7%93%B6%E3%81%AE%E8%8A%B1-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-DVD%E4%BB%98-%E7%9F%B3%E5%B4%8E%E3%81%B2%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%84/dp/B01CO4CWSW

この7曲目に収録された「花瓶の花」はデビュー当時から歌い続けられており、今作品で満を持しての音源化に至りました。

とげとげしくも温かみのある言葉と特徴的な声で歌われるこの楽曲は、多くのファンだけでなく著名人までもが絶賛するほどの楽曲となっています。

またオリコンチャートでは最高36位を記録するなど、セールス面でもその才能や魅力が認められた1枚になりました。

さらに、CDのタイプは通常盤と初回生産限定盤の2タイプでのリリースになりました。

初回生産限定盤には、特典としてDVDが付属し、その収録内容は以下の通りになっています。

1. 第三惑星交響曲 [Music Video]
2. ファンタジックレディオ [Music Video]
3. 夜間飛行 [Music Video]
4. 僕だけの楽園 [Music Video]
5. ピーナッツバター [Music Video]
6. 僕がいるぞ! [Music Video]
7. 花瓶の花 [Music Video]
8. 短編映画「花瓶に花」

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%8A%B1%E7%93%B6%E3%81%AE%E8%8A%B1-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-DVD%E4%BB%98-%E7%9F%B3%E5%B4%8E%E3%81%B2%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%84/dp/B01CO4CWSW

MVには○○が出演?!

映画「アズミ・ハルコは行方不明」

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まず「花瓶の花」のMVを語るには、映画「アズミ・ハルコは行方不明」について語らなければなりません。

映画「アズミ・ハルコは行方不明」は山内マリコによって描かれた小説が基になって制作された映画で、2016年12月3日に公開されました。

また、監督は松居大悟が務め、主演は蒼井優が起用されました。

その内容は、事件の香りがするグラフィティアートが街に突然現れます。

女性の顔を描いたそれは、一体何を示唆しているのか、街で起こっている事件に関与しているのか、「女性」という存在に焦点を当てて如実にその生態を描いたストーリーになっています。

また、そのグラフィティアートを広めようとする存在も現れ、どんどんそのアートは人の心に入り込んでいきます。

事件、アート、女性、色んな要素が絡まりあって進んでいくストーリーのその先に「アズミ・ハルコ」が行方不明になった要因が隠されていて、それが徐々にあらわになっていきます。

一体、この映画がなぜ「花瓶の花」のMVに関係してくるのかというと、この楽曲を歌っている石崎ひゅーい自身がなんと映画「アズミ・ハルコは行方不明」に俳優として出演しているからなのです。

MVには蒼井優が出演!

それを知った上で、このMVを観てみましょう。

なんと物語風の映像の中に出演者として、蒼井優も石崎ひゅーいも出演しているのです。

そして、実はMVの監督も松居大悟が務めています

つまり映画「アズミ・ハルコは行方不明」で作品を共にした3人がここで再びタッグを組んでいるのです。

そして、このMVの内容は、友達の結婚式で歌を歌う石崎ひゅーいを起点にして、恋愛や親子の愛などいくつものストーリーが折り重なった映像になっています。

実はこの内容は石崎ひゅーい自身が実際に体験したある家族の物語だそうです。

さらにこのMVは完成形ではありません

その全容は初回生産限定盤に付属する特典DVDに短編映画「花瓶に花」として収録されていて、そこで観ることができます。

「花瓶の花」の歌詞を紐解く


それでは、そんな「花瓶の花」の歌詞を見ていきましょう。

君が花瓶にくれた花が しおれちゃわないように
永遠という名前の水を 幸せという名前の光を

あげるよあげるよ 君に全部あげるよ
こんな僕が誇れる事 君を愛している事

出典: https://twitter.com/idea_sing8/status/887334834321993728

まずは、導入部分です。

君がくれたものをずっと大切にしていこうという決意が表れた冒頭になっています。

この曲では、それを「花」に例えていますが、きっとこれは「愛」や「優しさ」など形にできないものの比喩ではないでしょうか。

それを大事に育てていく様子を「花」に「水」や「光」を与えることで表現しています。

そして、君が与えてくれるものに対して、しっかりと気持ちで返していこうという強い想いを感じ取ることができます。

何年も何十年も何百年も君を探していたんだ
どこにいる どこへいこう どこまでも どこにある
どこにもないよ

何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ
君と生きていきたいんだ

出典: https://twitter.com/nijimasu_ppei/status/936247243580911616