「リユニオン/RADWIMPS」は究極の○○ソング？！歌詞の意味を解説！アルバム『×と○と罪と』収録

固い絆とか、永遠に続く友情とか、そんな言葉はひとつも出てきません。

むしろ消えてもいい、無くなってしまっても構わないとさえ言っています。

でもそれって裏を返せば「絶対に消えないし無くならない」と確信しているのではないでしょうか？

もしこの縁が途切れたって、今この瞬間にある友情は事実です。

その事実までは失われないと思えるほど、強固な絆なのでしょう。

いつか無くなるとしても、「今」というこの瞬間を一緒に楽しもう。

いつか離ればなれになる未来を不安がっていては、今を存分に楽しむことはできなくなってしまいます。

だからこそ明日のことを考えず、ただ今を共に生きる。

これも1つの友情の形なのです。

バンドメンバーによるソロ活動は賛否両論が起こりやすいです。

ありもしない不仲説や解散説が巻き起こるのも、お約束の展開かもしれません……。

野田洋次郎のソロプロジェクトが始動したばかりの頃も、そんな憶測が全く流れなかったわけではありません。

でも『リユニオン』を聴いたあとなら、なんて些細なことなんだと思えませんか？

 繋がっている証は目に見えないものですが、それでも構わず突き進んでいこう。

それが友達やバンドのような、人と人との繋がりなんだ。そう感じられる歌ですね。

「リユニオン」は「友情」だけでなく、今という瞬間を誰かと共に過ごすことの尊さを歌った楽曲なのでしょう。

いつか別れが来たとしても、一緒に過ごした時間は嘘にはならない。

その事実が時として私たちの未来を明るく照らしてくれることもあります。

決して1人ではない。

野田洋次郎に直接そう語りかけられているかのようで、元気の出る楽曲です。

友情について歌った名曲『リユニオン』を紹介しました！

『いいんですか？』や『最大公約数』、『前前前世』など人気の高い名曲にはラブソングが多いです。

なので恋愛以外のテーマだと、ファンだけが知る隠れた名曲になってしまっていたり……。

隠れた名曲のままにしておくのはもったいない作品ばかりです！

ぜひ他の記事をご覧になって、あなただけの名曲を見つけてくださいね。