名もない命の魂が アスファルト押しのけて
ここにしか咲かない花の 蕾に変わった
描いた自分を 塗り潰せずに
心のDOORを叩いた

出典: 晴々/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

「名もない命の魂」とは、コブクロという存在」なのでしょうか?

美しい蕾となって固い地面から出てくる花のようだという意味でしょう。

理想と現実とは大きく違うもの。

そんな理想とは違うシビアな現実に立ち向かうことが難しい時期もあったのでしょう。

ここは何もかもうまくいかない苦しい時期のことを歌っているのかもしれません。

続々登場する名曲タイトル

コブクロを好きな方ならもういくつかはお気づきでしょう。

  • 「ここにしか咲かない花」
  • 「蕾」
  • 「心」
  • 「DOOR」

と、続々と名曲のタイトルが登場します!

20年間歌い続けた楽曲たち。

それぞれに思い入れのある曲なのでしょうね。

虹の真下へ 伸びてく轍
今と未来を繋ぐ 奇跡のバトン

出典: 晴々/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

そしてまたタイトルらしき歌詞が目に付きます。

ここまでくると、タイトルを入れるために歌詞を考えたともいえなくはありません。

しかし、きちんと意味がつながっているように見えるのが素晴らしいです。

「奇跡のバトン」という表現が絶妙。

そう、コブクロという存在自体が奇跡のようなものですね。

バトンで過去と未来をつなぐということでしょうか。

コブクロのいままでとこれからをつなぐような歌詞が涙を誘います。

まだまだ出てくるタイトルとは?

コブクロの名曲タイトルも続々登場しています。

  • 「虹の真下」
  • 「轍」
  • 「今と未来を繋ぐもの」
  • 「奇跡」
  • 「バトン」

次々と現れるタイトルを見ていると、20年という時の長さを感じます。

しかしまだまだ曲は始まったばかりです。

コブクロの歴代タイトルがこの先もっと出てくるのでしょうか?

強く握りしめたまま
ポケットの中 潰れそうだった夢
君が解いてくれなきゃ
育つことのなかった MY LIFE & DREAM

出典: 晴々/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

夢をしまい込んでしまうと夢が遠ざかってゆくもの。

「君」が表れなかったら夢を持つことさえもできなかったという意味でしょう。

「君」のいない人生などあり得ないという心情でしょうか?

「君」とはもちろん黒田さんのことでしょうね。

今となっては黒田さんのいない小渕さんの人生なんて誰にも考えられません。

出てくるタイトルは?

まだまだコブクロのヒットソングは登場する。

と思いきや、ここで見つかったタイトルは1つだけでした!

それは「LIFE」です。

しかし、ここで急に出てくるタイトルが突然減ったのはどうしてなのでしょうか?

ここはもしかすると、小渕さんが本当に伝えたかったことを綴っている部分だからかもしれません。

ヒット曲のタイトルを使わずに自分の言葉で伝えている貴重な部分とも考えられるのです。

もともと感動的な歌詞ですが、そう考えるとさらに感慨深くなりますね。

もう俯かないようにと 今日を生きるんだと
顔を上げてみるけど 流れが速すぎて
片隅で歌う 願いの詩を
この街 全てに

出典: 晴々/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

「俯かない」は「うつむかない」と読みます。

どんどん進んでゆく時代。

ある街で、心の中で「声を届けたい」と願う小渕さん。

この2つが対比されて表現されています。

都会の波に流されることなく小渕さんの願いが届くといいですね。

タイトルは1つのみ

ここで見つかったタイトル名は、1つだけでした。

それは「願いの詩」です。

「願いの詩」は2002年に発売されたコブクロ5枚目のシングル

出てくるタイトル名が発売順ではないことが分かります。

どんな空でも 蒼く優しく
この世界を照らし続ける 光

出典: 晴々/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここでこの曲のイメージカラーが飛び出します。

この曲を聴いて真っ先にイメージするのは「青」ではないでしょうか?

それは晴々とした青空を連想するからでしょうか。

おそらく小渕さんは黒田さんの歌声やコブクロの曲から空のイメージを抱いたのでしょう。

優しく包み込むような歌声が、空から差し込む光のようだという意味なのかもしれません。

隠されたタイトル名は?