”プレイバック”したくなる曲

いよいよ「プレイバック」のMVをご紹介します。

演奏のクォリティーの高さに驚きつつ、胸がきゅんとするような川谷絵音の表情にも注目です。

「プレイバック」を聴いてみよう!

岡田監督の演出で、彼氏の未練がましい様子がストレートに伝わってきます。

効果満点の手法です。

恐ろしいほどのindigo la Endの表現力

今回2曲のMVをご紹介しました。

改めて言うまでもないですが、それにしてもindigo la Endの演奏は聴く人を惹きつけます

 

「プレイバック」のイントロのまるでハープのように美しいギター

変拍子のドラム洒落たベースライン。

それに乗る透けるようなコーラス

全てが完璧なまま歌へと入っていきます。

私個人的には、歌の始まりのベースがあまりにもカッコいいのでノックアウトされました。

”プレイバック”とヴォーカルが叫ぶように歌うとき。

始めは爽やかなのに繰り返すたびに苦しそうになり、バックの音の刻みが曲を盛り上げます。

終盤の間奏に酔いしれていると、再び”プレイバック”と歌われ、曲は想いを断ち切るようにぷつりと終わります

その余韻まで曲の一部です。

 

まさに”プレイバック”したくなる曲です。

思い出を拭い去れない日々

川谷絵音が作詞作曲している「プレイバック」。

ここからは歌詞についてじっくり見ていきましょう。

今回は私の受け止めた解釈にお付き合いください。

季節に置いていかれる想い

歩いては歩道橋で折り返す
切なさを纏っては立ち止まって
振り返る 繰り返す
季節は変わった

出典: プレイバック/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

主人公は失恋して彼女と歩いた歩道橋すら上がる気力もなく……。

気づくと季節まで変わっていて、同じような日々を繰り返しています。

時間を掴んで引き寄せれたら
どんなに優しくなれるだろう

出典: プレイバック/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

なんでこんなつまらない時間を過ごしている?

時間を戻せたらどこまでも優しくできるのに。

思い返してみても仕方ないけれど。

 

まだ別れてそれほど経っていないのでしょうか。

ひょっとして時間を巻き戻せるかもと考えてしまう主人公がいます。

プレイバック!叫びは届くのか?

プレイバック(indigo la End)のMVで「思い出の彼女」を可視化した方法とは?歌詞解釈アリの画像

プレイバック プレイバック
穏やかな気持ち2つ分
プレイバック プレイバック
想いを乗せたずるい心も
はじまりの音が聞こえそう

出典: プレイバック/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

楽しく平穏だったときの二人の気持ちを取り戻したい。

もう一度優しくしたい想いが抑えきれない。

 

主人公はあの時に戻れたら優しくできるという、ずるい考え方もこらえられないほど、彼女を思い出します。

そのとき優しくしていればよかったのに……。