デビュー10周年

「シンクロ」でデビュー

2006年にデビューシングル「シンクロ」をリリースしてから、その類い稀なる歌声を武器にシンガーソングライターとして前線を常に走ってきた秦基博

デビュー10周年記念イヤーはオールタイムベストの発売や自身初の全国アリーナツアー、また初の野外単独ライブと彼にとって特別なものになりました。

初の野外単独ライブ


その10周年記念イヤーの活動の一貫として初の野外単独ライブが2017年5月4日に横浜スタジアムで行われました

その名も「10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STUDIUM」

地元である横浜を舞台にこの10年の想いの全てをぶつけたライブに筆者は行って参りました。

その模様をレポートしていきます。

ライブレポート

全てを出し切った2部構成

ライブの内容は間に休憩を挟んだ2部構成でした。

1部は「All Stars Pieces」と銘打たれたバンド編成でガッツリと演奏し、2部は秦基博の真骨頂である弾き語りを含むアコースティック編成「GREEN MIND」としてしっとりと、そして、力強く届けられました。

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第1部「All Stars Pieces」

天候に恵まれた横浜スタジアム。

ウグイス嬢のアナウンスと共に、秦基博横浜DeNAベイスターズのユニフォームに身を包んで颯爽とステージに登場しました。

そして、続々とステージに上がっていくバンドメンバー

皆川真人(Key)、鈴木正人(Ba)、あらきゆうこ(Dr)、弓木英梨乃(Gt)とその面々は以前からお馴染みのメンバーでした。

前半はガッツリとバンド編成での演奏でした。

1曲目の「今日もきっと」から伸びやかな歌声は健在。「SEA」「キミ、メグル、ボク」「Girl」と爽やかなナンバーが続きます。

1-今日もきっと
2-SEA
3-キミ、メグル、ボク
4-Girl

出典: https://twitter.com/augustamaaya/status/860112926203535361

 ちなみに「Girl」はアルバム「Signed POP」収録曲でしたが、その人気からシングルカットされ、このライブから発売になりました。

そして、初期の名曲「虹が消えた日」映画『あん』の主題歌にもなった「水彩の月」へと続き、その次の野外にぴったりのナンバーである「プール」「青」を演奏しました。

これらも初期を支える名曲たちで、スタジアムという独特の空間を秦基博の色でじんわりと包み込んでいきます。

5-虹が消えた日
6-水彩の月
7-プール
8-青

出典: https://twitter.com/augustamaaya/status/860112926203535361

さらにここからストリングスが加わります。

厚みを増した「Halation」「花咲きポプラ」で盛り上がりはどんどん増していきます。