【今日から思い出/Aimer】実体験を歌ってる？！歌詞の意味に迫る！泣けると話題のMVも紹介♪

「今日から思い出」は、Aimerの5thシングル「RE:I AM EP」の3曲目に収録されているカップリング曲です。

このシングルの表題曲である「RE:I AM」は、Aimerのアナグラム表記でもあり、本人が初めて歌った力強い曲だと語っています。

テレビアニメ「機動戦士ガンダムユニコーン RE：0096」の何話かオープニングテーマ曲となった楽曲なので耳にした人もいるのではないでしょうか。

合唱などを含め、壮大な楽曲となっている「RE:I AM」とは、また違った魅力があるのが「今日から思い出」です。心を締め付けるような切なさが広がる名曲ですよね。

この楽曲の作詞を担当しているのは、Aimer本人です。

Aimer自身、音楽の世界に足を踏み入れるきっかけとなったのは、実父の影響のようなのでかなり仲が良かったのではないかと想像できますね。

あまりにもリアルな心情に、歌詞の世界はAimerの実体験ではないかという噂が上がったほどです。

ただ、こちらは事実かどうかはっきりとはわかりませんでした。

「今日から思い出」は歌詞も魅力的ですが、その世界をより伝えてくれるMVも話題となりました。

シングルの初回限定盤では、「RE:I AM」のMVしか収録されていないので、このMVを手に入れたい人は、Aimerの2ndアルバム「Midnight Sun」の初回限定盤をGETしてくださいね！

泣けると話題になった「今日から思い出」のMVは全編アニメーションで作られています。

MVの中はシングルファーザーの家庭を描いており、父親と娘の関係が描かれています。

家の窓から毎日父親が返ってくるのを心待ちにしている少女。母親がいなくても、大好きな父親と楽しく過ごしています。

そして、ある日父親が自分がいない時にも淋しくないように、自分と似ている人形を娘にプレゼントするのですが、もしかしたら父親は自分がいなくなってしまうことを予感していたのかもしれません。

人形をもらった日から父親がいなくなってしまった少女の涙が、胸を締め付けます。

”会いたいのに会えない”

死を受け入れられない幼い子どもや、犬が主人の帰りをずっと待ち続けているような物語というのは、本当に切なくなりますよね。

そして、待ち続けた少女に奇跡の瞬間が訪れるのですが、それは動画を見て確かめてほしいと思います。

「思い出」という言葉は、過去のことを意味する言葉です。

つまり、昨日までと今日からの間に何か大きな出来事があったということが分かりますね。

そして、これが「死」なのです。

”父親の全て”が”過去”になってしまったのでしょう。

何度も「一人」という言葉を繰り返すことによって、主人公がどれほど孤独を感じているのか伝わってきます。それほど、失った父親の存在が大きかったことを物語っていますね。

主人公はすでに一人暮らしをしているのでしょう。

そこに突然母親から電話がかかってくるのです。

母親が娘の前で涙を流すことで、その出来事がどれだけ大きいのかを感じることが出来ます。

主人公だって訃報を受けてショックだし、泣きたい気持ちもあるけれど、自分以上に取り乱している人の前では気丈になってしまう気持ちも共感できますよね。

そして、サビで歌われる”あなた”は”父親”のこと。

死に目に会うことが出来なかったために準備することもできずに別れることになってしまった哀しみが歌われています。

別れることになってしまったあなたに言いたいこと、言ってほしい言葉を見れば、2人の関係がどれほど良好だったのか感じることが出来ますね。

A post shared by ふみか (@fumifumiaaa) on Feb 18, 2018 at 12:12am PST